子ども向けオンラインワークショップ「せっけんで鋳造体験」を開催しました【歴史文化財課】
更新日:2021年9月2日
令和3年8月18日・21日にオンラインワークショップ「せっけんで鋳造体験」を開催しました
草津川跡地公園de愛広場教養室および草津市立教育研究所研修室で開催を予定していましたワークショップ「せっけんで鋳造体験」は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、対面での開催を見送り、オンライン会議システム「zoom」を活用したオンラインワークショップとして、令和3年8月18日(水曜)、21日(土曜)に開催しました。
鋳造とは、粘土でつくる鋳型と呼ばれる型に溶かした金属を流し入れ、鋳型通りの製品をつくる金属加工技術の一つで、日本においては弥生時代から鋳造によるものづくりが始まりました。
これまでに行われた発掘調査から、草津市内では飛鳥時代末頃から平安時代ごろには鋳造が行われていたことが明らかになっています。
今回のワークショップでは、鋳型の代わりにシリコン型を、金属の代わりにせっけんを使って、簡易な鋳造技術について体験していただきました。
ワークショップの風景や、参加いただいた方の感想と完成品を紹介します。
オンライン開催のため、画面越しの参加者へ向けて説明
ワークショップ参加者の作ったせっけん写真
参加された方の感想を紹介します。
参加者の感想
「頑張って作ったのと、かわいいから使うのがもったいないです。もう少し大きな型なども使ってもっと色んなせっけんを作ってみたいと思いました」
「前からこの体験を今か今かと待ち遠しく思っていたので、つくれてとても嬉しかった」
「今度は大きな型でも作ってみたいです」
「とてもきれいなせっけんがつくれて満足。残ったせっけんでもいろいろつくってみたい」
「かわいい型でせっけんがつくれて楽しかった。またいろいろ作りたい」
保護者の感想
「草津市が、飛鳥時代から鋳造を行うほど栄えていたということを知り、生まれ育った町に誇りを持った。子どもたちも、この体験を機に草津市の歴史にも興味を持ってくれたらうれしい」
「コロナ禍でイベントがないなか、珍しい体験ができて子どもたちも喜んでいました」
「鋳造という言葉が子どもには難しいなと思いましたが、楽しく分かりやすく学ぶことができました」
「鋳造についてははじめての学びとなりましたが、せっけんを使うことで興味を持ちやすかったのではないかと思います」
「早速作ったせっけんで手を洗って楽しんでいます」
「子ども二人が参加したので、溶かしたせっけんが何度も冷めて固まってしまい、少し大変でしたが子どもたちはとても喜んでいました。コロナ禍で開催されるか不安でしたが、オンライン開催と工夫していただきありがとうございました」
お問い合わせ
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