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過去・現在・未来…草津の人々の暮らしと共にある花「あおばな」 シリーズ2

更新日:2018年8月10日

草津市の花として親しまれる「あおばな」。前回はその歴史を振り返りました。
今回は失われつつある青花紙の生産技術の保存と継承のため、草津市と草津あおばな会と共催で実施している「あおばな紙担い手セミナー」についてご紹介します。


参加者の皆さんで和気あいあいと作業

現在…「あおばな紙担い手セミナー」の現場から

花弁を一つ一つ手で摘む

先日、「あおばな紙担い手セミナー」の一環として、体験実習が行われました。

本来「青花紙」は仲買業者から2月末に発注依頼が入り、和紙を預かり、必要な分量を考えて「あおばな」の種をまくことから始まります。
そして7~8月に花を咲かせ、いよいよ摘む作業に取り掛かります。

「あおばな」は早朝に花を咲かせるため、この日は朝6時からスタート。
ちなみに「あおばな」は、7月は約一ヶ月間毎朝花を咲かせるそうです。

一つ一つ手作業で摘むわけですが、目を奪われるのは「Kusatsu Blue」といわれる青の美しさ。
紺色とも藍色とも紫色とも似て非なる深いブルーが、花びらだけを集めると一層際立ち、見るものをうっとりさせます。

摘む際に注意しなければならないポイントは「サギ」と呼ばれる花びら以外の部分を残し、青い花びら部分だけを摘むこと。
その理由は二つあります。
一つは、「青花紙」に黄色い色味が混ざってしまうのを防ぐため。
もう一つは、摘んだ後に再び花を咲かせるためなのだそうです。


「サギ」と呼ばれる花びら以外の部分

花弁をふるいわけ、色素を絞る

そのため、摘んだ後には「トオシ」と呼ばれるふるいにかけて、「サギ」を含む不純物を完全に取り除きます。

そしていよいよ色素を絞る段階に。摘み取った花を両手の指で何回も揉むと青い汁が出てきます。
花粉などが混じると品質が落ちるため、慎重に厚手の布に包んで絞り、また揉んで絞るという作業を繰り返します。
これが結構な力作業で、参加者の中には四苦八苦する人もいました。
しかし、ぎゅーっと力強く絞ると、たくさんの絞り汁が出てくることに驚きの声も!
「あおばな」は、とってもみずみずしいのですね。
ちなみに絞った後の手は真っ青になりますが、水で洗うだけできれいに流れます。


絞るとこんなに色素が出てきます

和紙に色素を塗り、乾かして青花紙の完成

その後、絞り出した色素を専用のハケで和紙に塗り、色素の染み込んだ和紙を乾かして「青花紙」の完成です。
塗っては干すという作業を70~80回丁寧に繰り返し、最終的にはもともと100枚100gだった紙が400gになるまでに。
重さが4倍になるほど色素を染み込ませると、見た目の色はもはや「青」ではなく「黒」に近くなります。
しかしこれくらいにならないと、売り物にならないのだそうです。

また「青花紙」は、その香りも独特。まるで見た目も香りも昆布のよう。花そのものには香りがないのに、不思議ですね。
「青花紙」を「いい香り」と思うか「苦手」と思うかは人によって意見が分かれるところ。
「青花紙」は市内では購入が難しいですが、草津宿街道交流館で販売している「出会い箸」には「青花紙」のサンプルがついています。
気になる方は、ぜひご自身で「青花紙」の香りを確認してみてはいかがでしょうか?

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。草津宿街道交流館ホームページ

次回はいよいよ最終回。「青花紙」以外にも広がる「あおばな」の可能性についてご紹介します。
どうぞお楽しみに!

お問い合わせ

総合政策部 広報課 広報係
〒525-8588 滋賀県草津市草津三丁目13番30号
電話番号:077-561-2327
ファクス:077-561-2483

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