泥しぶきあげて 全力疾走!! "田んぼでラグビー"
更新日:2019年6月12日
山田レッドタグスピリッツのみなさん(広報くさつ6月15日号表紙)
天気は快晴。
今年最高気温となった5月11日、山田小学校のタグラグビーチーム「山田レッドタグスピリッツ」のメンバーや、保護者が北山田町の田んぼに集まりました。
今年、日本で開催される、ラグビーワールドカップを盛り上げようと、地元の人から田植え前の田んぼを借り、草津で初めて「たんぼラグビー」が開かれました。
たんぼラグビーって?
京都・福知山が発祥の「たんぼラグビー」。
原則、田植え前の田んぼ(水田)で、縦30m、横15mを超えない範囲をフィールドとし、1チーム4人がパスをつないでトライを目指します。
タックル等の激しいプレーがないため、世代や性別、ラグビー経験の有無を問わず、誰もが楽しむことができます。
いざ、田んぼへ!
田んぼに足を踏み入れると、子どもたちからは「わー!」「ぬるぬるする!」「前に進めない!」と声があがりました。
泥に足を取られ、なかなか前に進めず、走ると泥しぶきで服が汚れるため、最初はおそるおそるボールを追いかけていた子どもたちですが、時間がたつと、なんのその。
水泳のゴーグルを着用し、頭からダイブしてトライを決める子も!
みんな、泥だらけになりながら、全力疾走でボールを追いかけました。
田んぼならではの、こんなことも
子どもたちの姿が水面に
試合中、「何かいる!」の声に、田んぼの中を見てみると、大きなザリガニが水面からハサミを出していたり。
また違うところでは、「靴がぬげた!」と、泥の中に手を入れてみんなで靴探しが始まったり。
鏡のような水面に映る試合の様子を眺めていると、まるでウユニ塩湖にいるかのようだったり。
田んぼだからこその体験がたくさんできました。
『山田レッドタグスピリッツ』のメンバーに聞きました
「たんぼラグビー」どうだった?
- 思うように体を操れないし、足がはまって速く走れないところがおもしろかった。
- 田んぼだと、大人も子どもも力の差がなく、同じように楽しめて、おもしろかった。
- みんなの顔が泥だらけなのが、すごくおもしろかった。
- ダイビングトライをしたのが楽しかった。
- 泥に足が埋まって、気持ち悪かったけど、楽しかった。
- 走ろうとしてもすぐにこけるから、どろんこになった。
- レベルに関係なく、だれでも楽しめるところがいい。
- ビチャビチャになって、泳いだのが楽しかった。
- 来年もまたやりたい!
思わずガッツポーズ!
全身どろんこに
草津の好きなところを教えて!
- 自然がいっぱい
- 虫やいきものがいっぱいいる。
- 田舎な感じが好き。のどか。
- 野菜が新鮮。
- 草津メロンがおいしい。
- 琵琶湖がすき。泳げるし、釣りもできる。
- 琵琶湖博物館がすき。
あとがき
秋には豊かな実りを与えてくれる田んぼがあって、大切な田んぼを貸してくださる地域の人がいて、
はじめて行える「たんぼラグビー」。
子どもたちの笑顔がはじけた1日でした。
みんな楽しかったね!
