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令和元年10月教育長メッセージ

更新日:2019年10月1日

「これからの子どもにプレゼン力を」

 「研究で大切なことは、よい結果を出すことが半分、あとの半分は結果をいかに人に伝えるかだ」。これは、iPS細胞の開発でノーベル賞を受賞した山中伸弥教授の言葉です。そして、「アメリカで身につけたプレゼン力が、その後、ぼくを何度も窮地から救ってくれた」とも述べています。世界で勝負する山中教授にとって、プレゼンによる研究成果の発信はとても重要だったようです。
 プレゼンとはプレゼンテーションの略で、自分の意見や主張などを相手にわかりやすく伝えることです。先駆者と言えば、やはり、アップル創業者の故スティーブ・ジョブズ氏でしょう。初めて彼のプレゼンを見たのは、10年以上も前になりますが衝撃的でした。スピーチの構成や内容はもちろん、聴衆を引き付ける話し方、身振り、手振りなど、どれをとっても新鮮で、引き込まれたのを覚えています。また、あのジョブズであっても、本番への入念な準備とリハーサルを重ねていたことを知り、その姿勢にも心を打たれました。
 日本のプレゼンもかなり進歩してきました。それでも、海外のプレゼンターの自信のあふれるパフォーマンスを見ると差を感じます。日本人は、人前で自己表現することに慣れていないようです。それは、学校教育においても同じです。
 そんななか、市内の中学校でプレゼンの場面を参観しました。松原中学校で行われた「英語でブックトーク」です。お気に入りの本を英語で紹介する授業で、生徒はタブレットを活用し、時にはユーモアも交えながら、自分の言葉でしっかりとプレゼンをしていました。また、他の生徒が英語で質問する場面もあり、主体的で対話的な学びの一端をみたように思いました。ほかの学校でも、子どもがプレゼンをすることが増えてきました。特に、草津の小中学校ではICT環境(注釈)が整っているので、パソコンや電子黒板を活用して視覚や聴覚に訴えることも多く行われています。
 それをさらに進めようとしたのが、市教育研究所の寺西研究員です。実証授業を踏まえ、すでに、プレゼン用のハンドブックを作成しました。タイトルは、「聞きたくなる!話したくなる!プレゼンテーション達人への道」で、プレゼンスキルの育成に着目した、全国でも先進的な取り組みです。ハンドブックの活用で、子どもたちのプレゼン力がいっそう高まることを期待しています。
 今後、11月の「くさつビブリオバトル2019」では、市内の中学生が英語の部に参加し、一般の方に交じってプレゼンをします。また、12月のペッパープログラミングコンテストでは、Pepperの特徴を活かしたプログラミングのプレゼンを披露します。伝える言葉と話し方を意識した、相手の心に訴えるプレゼンが行われることを楽しみにしています。

(注釈)ICT環境:コンピュータやタブレット、電子黒板といった機器を教室や授業に取り入れて活用する環境

(参考) 山中伸弥・伊藤穰一「「プレゼン」力 ~未来を変える「伝える」技術~」講談社

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