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令和元年9月教育長メッセージ

更新日:2019年9月1日

「教科書の大革命」

 「世界図絵」という本があります。1658年、チェコの教育者コメニウスが子ども向けに編纂した教科書で、日常の事物や人間の活動が絵と文章で表わされています。取り上げられた項目についてページごとに説明があり、次のページには一枚の絵が描かれています。例えば、「昆虫」であれば、ミツバチ、スズメバチ、アリ、カブトムシなどの簡単な特徴と番号が記され、絵には番号の付された昆虫が行動する様子が描かれています。教科書に絵図が差し込まれたのは画期的で、まさに教科書の大革命です。
 来年4月から小学校では新しい教科書を使用します。「世界図絵」の時代からは大きく進化し、美しいカラー写真、絵やイラストも充実しています。どの教科書も「主体的・対話的で深い学び」を意識し、問題解決的な構成になっていたり、子ども同士の話合いを促す記述があったりと、随所に工夫が見られます。さらに、教科書にQRコードが付けられているのは驚きです。コメニウスの教科書に続く大革命です。
 私もタブレットパソコンで試してみました。カメラをQRコードにかざしてスキャンすると、教科書各社のウェブサイトに素早くアクセスされます。そして、学習に必要な動画や音声を簡単に得ることができます。例えば、算数ではコンパスを使った作図方法が動画で実演されました。理科では何種類ものセミの鳴き声が音声で再現されたり、呼吸の仕組みがアニメ動画で示されたりもしました。英語では、ネイティブスピーカーによる発音や会話も簡単に聴くことができました。わかりやすくて楽しく学べるというのが感想です。また、授業でタブレットパソコンを活用することが当たり前になってきたと確信しました。 
 教科書の革命は、日本の教育のデジタル化を一気に加速することでしょう。タブレットパソコンが文房具の一つとして認知されるのもそう遠くはないと思います。現在、文部科学省では児童生徒3人に1台程度の割合で導入することを目標としていますが、草津市ではすでに2.4人に1台の割合で配置しています。実際の授業では、一人一人にタブレットが与えられ、全国的に見ても先進的な活用や指導が行われています。
 新しい教科書を使用し、子どもたちがURL・QRコード等を活用することで、学びがいっそう広がることが期待できます。教え方も変わってくるでしょう。子どもたちの「主体的・対話的で深い学び」につながることを楽しみにしています。

(参考)「世界図絵」 J.A.コメニウス著 井ノ口淳訳 平凡社

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教育委員会事務局 教育総務課 総務係
〒525-8588 滋賀県草津市草津三丁目13番30号
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ファクス:077-561-2488

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