楽しい家庭学習 タブレットの落とし穴(2018年2月1日号)
更新日:2018年4月11日
楽しい家庭学習 タブレットの落とし穴
最近、ゲーム機に加えて、スマートフォンやタブレットなどの利用が増え、子どもが直接インターネットに接する機会が増えています。
事例
子どもに楽しみながら家庭学習をしてほしいと、タブレット端末による通信教育サービスを申し込んだ。しばらくして、カード会社から高額な引き落としの通知がきたので、身に覚えがないと伝えると、学習用タブレット端末からの有料情報サイトの利用料だと分かった。
回答
インターネットにアクセスできる学習用タブレット端末は、ネット検索やオンラインゲームもできます。自宅のWi-Fi環境のもとで利用する場合、通信料金はかかりませんが、友達の家や外出先などWi-Fi環境のないところで利用すると、高額な通信料がかかることがあります。また、無料をうたったゲームサイトにアクセスしたとたん、高額な請求をされたという事例もあります。
タブレット学習は、教材に音声や動画を使用するため子どもの興味や関心をひく、教材がかさばらない、添削がその場でできるため理解が深まり集中しやすいなどのメリットもあります。
学校の授業でも使われるタブレットを、安心して家庭学習に取り入れるには、保護者がその特性を理解し、ペアレンタルコントロール(機能制限)をかけたり、事前に子どもと使い方のルールを話し合ったりしましょう。
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