草津市地域公共交通計画

　本市では、将来的な人口減少・少子高齢化を見据えた持続可能なまちづくりの実現を目指すため、2018年（平成30年）10月に「草津市地域公共交通網形成計画」を策定し、公共交通の維持・活性化に加え、コンパクトな都市構造への転換を図るための施策に取り組んできました。
　しかしながら、全国的な新型コロナウイルス感染症拡大の影響による生活スタイルの変化、さらに燃料高騰等による運行コストの増大、運転者不足の深刻化、また、郊外地域でのバス路線の廃止や減便が相次ぎ、公共交通を取り巻く環境は厳しい状況が続いており、将来にわたり安定した公共交通の運行・運営がより一段と困難となりつつあります。
　このような状況の中、本市においても、公共交通を取り巻く現状と社会情勢の変化による新たな課題に対応するため、これまでの「草津市地域公共交通網形成計画」の発展版として、近畿運輸局との地域連携サポートプランの提言内容などを踏まえ、新たに「草津市地域公共交通計画」を策定しました。