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令和4年 年始訓示

更新日:2022年1月4日

この文章は、市長から職員に向けたメッセージです。

タイトル

新年明けましておめでとうございます。
職員の皆さんには、輝かしい新春を迎えられたこととお喜び申し上げます。
昨年の市政を振り返りますと、一昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症への対応に奔走した1年でありました。
特にワクチン接種を巡っては、2月に対策室を立ち上げ、関係者の皆様の御協力を賜りながら4月下旬に接種を開始し、その後も国からのワクチン供給量が安定しない中で、特に初めのうちは市民の皆様から厳しいお言葉をいただくこともありましたが、その後無事に大きな問題もなく、2回の接種を完了することができました。
また、国が打ち出す経済対策事業や市独自の支援策に対しても、迅速に対応いただいたほか、コロナ禍における様々な制約の下で、感染症対策に工夫を凝らしながら事業を推進するなど、職員の皆さんの頑張りに心より敬意と感謝を申し上げます。
今年も3回目のワクチン接種、そして各種の給付金事業など多くの事業に対応しなければならず、職員の皆さんには引き続き13万7千人の草津市民の暮らしを支えるため、御尽力いただきますようお願いいたします。
さて、皆さんは、自分の人生の意味、生きることの理由を考えたことがあるでしょうか。人によって何を大切に考えるかは違いますし、生きる理由などなかなか出てこないという人もいるでしょう。しかし、私は人生のうち最も長い時間をかけている仕事の意義や目的が何であるかを意識して生きること、日々取り組むことはとても大切なことだと考えています。
幕末の思想家、吉田松陰が残した言葉に次のものがあります。
「夢なき者に理想なし
 理想なき者に計画なし
 計画なき者に実行なし
 実行なき者に成功なし
 故に、夢なき者に成功なし」
夢があっても叶えられない人は世の中にもたくさんいますので、「夢があれば成功する」とは限りません。しかし、全ての成功は夢を持つことから始まることを考えれば、「成功する人には夢がある」というのは正しいと言えます。成功するためには、夢見るだけでは実現しません。常日頃から挑戦を続ける実行力が必要となります。実行に移せる人は、今やるべきことを確実に実行するための計画を立てます。そして計画を立てられる人は、一つひとつの計画をクリアした先のゴールとなる理想や実現したい夢を鮮明に描いています。
我々の仕事に置き換えて考えると、職員の皆さんの決断・行動は、市民の皆さんの暮らしに直接影響することが多くあります。従って、失敗は許されないと思われる面はあるかもしれません。しかし、社会の様々なものが急速に変化する激動の時代、今までと同じことをしていたのでは発展はなく、新たなことを始めなければ明るい展望を描くこともできません。
皆さんには担当する業務の中で、市民の皆様が求めているものは何か、より最適な住民サービスとは何かを常に探求し、その先にある理想、夢を実現するために、柔軟な発想でスピード感を持って新しいことに挑戦する職員であってほしいと願っています。
10年後、20年後には少子高齢化、人口減少や地球温暖化により、厳しい環境も予想されますが、そうした中だからこそ諸課題に果敢に立ち向かい、「草津」の明るい未来を創造するという大きなミッションを果たすため、市民の皆様やともに働く仲間と共に力を合わせて頑張ってまいりましょう。
令和4年が素晴らしい一年となりますよう、皆さんの御健康と御活躍を心より祈念いたしまして年頭の訓示といたします。

お問い合わせ

総合政策部 秘書課 秘書係
〒525-8588 滋賀県草津市草津三丁目13番30号
電話番号:077-561-2303
ファクス:077-561-2483

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