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こんにちは市長です(グループ)(平成27年8月4日開催分)

更新日:2015年11月12日

 市長が、まちづくり活動をしているグループや個人などと対話する「こんにちは市長です」の概要を、広報課でまとめたものです。

日時

平成27年8月4日(火曜) 午前10時から午前11時まで

場所

草津市役所 第二応接室

相手方

ふるさと玉川・民具を照らす会(代表 山上和美さん・桜ヶ丘四丁目在住)

主な対話内容(内容は、広報課で編集しています)

橋川市長

 本日は「こんにちは市長です」にお越しいただきまして、誠にありがとうございます。お話をお聞かせいただき、市政に反映してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。

ふるさと玉川・民具を照らす会(以下「民具会」と表記)

 初めに、この活動を始めようとしたきっかけにつきまして、お話をさせていただきます。
ご存知のように、民具というのは先人たちが積み重ねてきました歴史の中で残してくれた文化的遺産でございます。その貴重な財産が古民家の建て替えによって、収納する場所がないということから、処分されようとしている現実は、たいへん憂うべきことだと思っております。
 玉川小学校の資料室には、活用されずに眠っている民具が100点以上あることが分かりました。
 そこで、顧問の川崎凱三さんの指導の下、民具を整理するとともに、寸法などを調査いたしまして、学芸員をはじめ市文化財保護課の方々のご意見を伺いながら、現在データベース化を行っているところでございます。
 これと並行いたしまして、常盤小学校の民具の資料室や能登川博物館の調査を行いました。
 また、野路にお住まいの高齢者に対して聞き取り調査も行っております。この中で、民具の使い方や、農家の暮らしについてのお話も聞きました。そのほか、草津市の小学校では、玉川、常盤の他に、草津小学校、山田小学校に民具が保管されていることも分かっております。私たちはデータベース化の後に高齢者支援として回想法を行う予定です。温故知新という言葉がございますが、まさにその取り組みと自負しております。現在、ここにいる9名で、月1回から2回、玉川市民センターで活動をしております。
 ここで、能登川博物館に行きました調査の報告書から、その一部を紹介いたします。

民具会

 平成27年4月15日、能登川博物館研修では、民具による能力活性化事業として、認知症の予防や抑制に役立つとされる回想法、心理療法について学びました。これは、博物館により幾つかの民具類を一組のセットにして、地域の団体申請により貸し出し、特に老人には生活道具を目前にして記憶を呼び戻したり、あるいは世間話へと発展して楽しんでいただこうとするものです。また、博物館の民具保管室での体験についてお話をいたしますと、この部屋は室内照明をオフにしますと外の光が入らないで暗闇になる室内があり、蛍光灯や裸電球、電気などなかった頃の行灯2体が設置され、行灯は菜種油と蝋燭使用の2種類ありました。ここでは小学生たちがそれぞれの照明の度合いを体験できます。
 小学生たちもそれを体験する時、大きな驚きと感銘を受けるということです。それに蝋燭の明かりを知らない子どもたちや、マッチを知らない子供もいると聞き、とても驚きました。
 今回のメンバーとなりましたおかげでこんな素晴らしい出会いと感動を得ることに感謝する次第です。
 ふるさと玉川・民具を照らす会はスタートしたばかりです。将来に向けて夢があります。応援していただければと思います。

民具会

 この活動を運営していくために、草津市コミュニティー事業団の『ひとまちきらりまちづくり活動』に採択され、本年度助成金を頂きまして、活用させていただいております。
 我々の活動の中で、一番の問題は、やはり民具を保管する場所がないということです。玉川小学校では、生徒数が増加したら倉庫がなくなって教室に使わなければなりません。そうなりますと、とりあえず一番目には民具をどこかに処分ということになります。今年はどうにか使わせていただいておりますが、このような事は、各小学校にもあるのではないかと思います。
 草津市にありますバラバラの民具を一箇所に収納できる場所があればと思います。

橋川市長

 市民の皆さんが集まっていただき、会を作られ、民具にもっと光を当てていこうということで、素晴らしい活動をしていただいていることに、改めて感謝申しあげます。いろいろな民具の活用は、今申されたような効果が期待できるところです。
 ふるさとの風景の記憶絵の事業も、高齢者の方々と子どもたちの交流も目的にしながら各地で展開していただいております。昭和30年代のふるさとの風景を、まずは高齢者の方々からお聞きして、大きい絵に描いていただき、そのあと絵解きといって当時の様子を話していただき、子どもたちに聞いてもらうということで、回想法にも通じるところがあるものと思っています。
 民具については、まずは何がどこに有るのかを確認し、そのデータベース化に取り組んでいただいております。おかげで、今後広く活用できるものと期待しています。保管場所に関しても、スペースのある学校に求めていくというのも一つの方法かと思います。

民具会

 街道交流館の指導を得ながら、データのサンプルを作っていこうと思いますが、この先は、やはり関連するところとタイアップしていくことが大切だと思いますので、そういう面でもぜひご協力をお願いしたいと思います。

橋川市長

 玉川小学校に今保管されているのが約100点あるということで、全市ですと相当な数になると思います。まずデータベースからというのは非常に大事なことだと思います。13の小学校がありますので、まず学校ごとのデータの整理が必要ですね。

民具会

 カルタのようなものもまた作りたいと思っています。

橋川市長

 今後の展開については、整理なり調査なりをさせて頂きたいと思います。

民具会

 全てを一箇所にというのは大きな場所もいりますし、そういった意味では学校単位、またはそういった保管場所を決めて、データベースさえきっちりすれば、どこへ行けば見られるか分かりますので、まずはそのようなステップでもよいという気がいたします。

民具会

 小学校にも見学に行きましたが、整理はできているのですが埃をかぶっている状態になっているのはとてももったいないと感じました。

橋川市長

 小学校では、3年生が昔 の暮らしを教材にする時間があります。ここでも民具の活用がもっと広がるようにしていければと思います。先人の工夫というものも学べるでしょう。

民具会

 民具というのは生活の知恵からうまれたものだと思います。学校教育でも好奇心や想像力を高めることは大切です。また、まちなかでイベント的に見せるのもよいでしょうし、そこで昔のお話を講演者から聞く機会があっても良いでしょう。軽い立ち寄り場所みたいなものが出来るとさらによいと思っています。
 草津市内では、昔の建物が少なくなってきたのが残念です。かつての雰囲気を残したまま活用できないかと思っています。

橋川市長

 まちなみについては、市で補助しながら街道筋の景観形成に努めています。

民具会

 日常生活にコミュニケーションが大切であることは言うまでもありませんが、コミュニケーションをつくるきっかけ作りに、民具を使った回想法とか、民具を使った子どもとのかかわりであるとかができないかと思います。小学校に民具資料室があり、そこで体験教室や一般のとの民具を通じた交流、体験コーナーなどができればと思います。このほか、図書館の活用の中で、民具資料コーナーがあれば子どもたちが勉強する機会もできるでしょう。

橋川市長

 色々な状況なり、今後の展開についてご提案いただいておりますので、ひとつひとつ検討して、出来る事からやっていければと思います。図書館だったら常設的な部分と企画展のように一定の期間を定めて実施するという方法もありますね。
 回想法というお話がありましたが、具体的にどんな形で取り組まれているのですか。

民具会

 回想法とは、たとえば老人クラブの人たちが民具を目の前にし、「これ、昔こうして使っていたなぁ」と、皆さん手にとって昔を思い出して活発に話されるようになる、昔のおもちゃで子どもと遊ぶと、今まであまり話をされなかったお年寄りが、ニコニコして子どもと遊ぶようになる、そして食欲も出てきて、寝たきりだったのが座れるようになるという、そんな効果があるものです。脳が活性化し、それによって健康になる、コミュニケーションがとれるようになるというような、心理療法です。

橋川市長

 福祉施設に貸し出して、そこでそういう場面をつくられるのですか。

民具会

 そういう場合もありますし、そのような場所をつくり、来ていただくこともあります。また、デイサービスの場に出向いてお年寄りの話を聞くこともあります。昔の話がほとんどですが、普段ほとんどしゃべらない人が、いきいきは話されるという新しい発見をすることもあります。

橋川市長

 それはいいですね。ぜひ広めていただきたいと思います。市でもと思いますが、現在作っておられるかるたのような材料があると広めやすいですね。

民具会

 このときに民具が活躍します。触れながら自分の知っていることを教えられるという行為がとてもよいと思います。

橋川市長

 実際に現物を見て、触ってというのがよいですね。子どもたちにも実際に体験できることでしょう。

民具会

 草津市は住みよいまちとして脚光を浴びていますが、歴史と文化の薫るまちでもあり、そのような中で民具が陽の目を見ることができれば嬉しいと思っています。

橋川市長

 温故知新という言葉も出していただきましたが、古いものを大事にしていくことで共通した意識が高まるでしょうし、ふるさとに対する愛着が更に湧くことにもつながると思います。
 私は、教育を充実させる中で、流行、新しいチャレンジとしてタブレットを使った授業を推進していますが、かたやノートや鉛筆、黒板を使うような従来の授業、読書教育や調べ学習の良さも大事にしています。教育にも「不易流行」が大切だと思っていまして、民具を使って不変の価値観を子どもたちが学ぶことは大事なことですし、脳の活性化にもつながることでしょう。これからもさらに皆さんとの交流を通じてこれらの取組みができればと願います。皆様方のご支援、ご協力を、これからもよろしくお願いします。
 皆様には、本日は貴重なご意見、ご提言をありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

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総合政策部 広報課 広報係
〒525-8588 滋賀県草津市草津三丁目13番30号
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