8月市議会定例会

10時00分　8月定例市議会が再会されました。
本定例市議会では、一般議案1件、人事案件1件の2件の議案を提案し、いずれも原案のとおり議決されました。
閉会にあたり、以下の内容を御挨拶しました。
議員各位におかれましては、来る9月30日をもちまして、4年間の任期の満了を迎えられることになります。
振り返りますと、令和2年からは、世界的な新型コロナウイルス感染症の拡大という未曾有の危機に直面し、4月には緊急事態宣言が発令され、東京オリンピック・パラリンピックは、令和3年に延期されることになりました。本市におきましても市民の皆様の健康と生活を守るため、様々な行事やイベントの中止、公共施設の閉館など、前例のない対応を行ってまいりました。
その一方で、ワクチン接種や国の経済支援策と合わせて本市独自の施策として、応援チケット事業や上下水道料金・給食費の減免などの経済的支援を行うなど、皆様とともに新型コロナウイルス感染症対策を着実に進めてまいりました。
そのような中におきましても、「住みよいまち」をさらに発展させ、次世代に継承していくため、議員各位の御理解と御協力を得ながら、令和3年5月には草津市立市民総合交流センター・キラリエ草津を開所し、多様な市民活動の展開を支援するとともに、同年10月に、第二学校給食センターが完成し、翌年1月から中学校給食を開始することができました。また、令和3年12月には、市と議会が共同で「草津市気候非常事態宣言」を行い、ゼロカーボンシティを表明し、2050年カーボンニュートラルの実現を目指し、事業を進めているところであり、昨年11月には、「草津のサンヤレ踊り」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。
また、令和7年の国スポ・障スポの開催に向けて、水泳会場となる（仮称）草津市立プールについて、来年6月の完成に向けて整備を進めているところでございます。
その他、皆様とともに実現してまいりました施策は数多くございますが、人や地域の絆を大切にし、誰もが生きがいをもち、健やかに幸せに暮らせるまちを共に創り上げ、まちづくりを進めてこられたことは、ひとえに議員の皆様の御尽力があってこそと、深く感謝しているところでございます。
草津市議会議員一般選挙の告示まで、残すところ3週間余りとなりました。
この4年間の議員各位の御労苦に感謝申し上げますとともに、引き続き立候補される議員の方々におかれましては、晴れて当選の栄に浴されますことを御祈念申し上げ、また、御勇退される議員の方々におかれましては、今後も変わらぬ御指導と御支援・御協力を賜りますようお願いを申し上げる次第でございます。
結びに、まだまだ暑い日が続きます。どうぞ健康には十分御留意をいただき、さらなる御活躍をいただきますよう御期待を申し上げまして、閉会に当たりましてのお礼の挨拶とさせていただきます。