令和3年度　矢橋ふたばこども園のアルバム　春だより

入園、進級からもうすぐ1ヵ月。新しい生活にも少しずつ慣れて、園庭やお散歩で春の自然をいっぱい見つけています。
1歳児クラスの時には小園庭で遊んでいましたが、4月からは大園庭で遊ぶようになり、八角ジムなどの遊具で張り切って遊ぶ2歳児さん。
一つお兄さんお姉さんになり、「できるよ！」「見てて！」と自信たっぷりに雲梯に挑戦する3歳児さん。
4歳児さんは、お散歩に出掛け、春の草花、虫をたくさん見つけました。見つけたチョウチョの名前を調べようと、図鑑と見比べる表情は真剣でした。
5歳児さんは、カエルを見つけて、大騒ぎ！「カエルさんのお家ってお水がたくさんがいいのかな？」「ここは島にしよう！」など、友だちと相談しながらお家作りをしていました。
また、園庭のカラスノエンドウやたんぽぽで笛作りに挑戦！なかなか音が鳴らず、「どうやったら鳴るの？」と保育者や友だちに尋ねたり、試行錯誤したりする姿が見られました。
遊びの中での様々なことに気付いたり、「やってみよう」と試したり、友だちと協力したりする姿を大切にしながら、子どもたちのどきどきワクワクの気持ちに共感していきたいと思います。

0歳児さん・1歳児さんは、初めてお家の人と離れて最初は不安でいっぱいでしたが、少しずつ慣れてきて、笑顔も見られるようになってきました。
今年度は0歳児さん3名、1歳児さん8名が同じ保育室で過ごしています。1歳児さんが、0歳児さんを優しくトントンしてあげたり、と微笑ましい姿も見られます。
大人との愛着関係を築き、園が生活が安心できる生活の場になるように、一人ひとりの生活リズムを大切にしながら、丁寧に関わっていきたいと思います。

こども園では、月に1回、避難訓練を行っています。
今年度初めての避難訓練では、火事や地震の時の避難の仕方や「おはしも」（おさない・はしらない・しゃべらない・もどらない）の約束を確認しました。
「グラグラって揺れた時、どうしたらいいなか？」と質問してみると、「机にかくれる！」「逃げる！」など、張り切って教えてくれる子どもたちでした。
火事の時には、「消防車を呼ぶ！」と頼もしい答えもありましたが、煙は体に悪いこと、ハンカチや手で口を押えて避難することを伝えました。
4歳児さん、5歳児さんは「おはしも」の約束もしっかり覚えていて、「さすが、こすもすさん！ひまわりさん！」と拍手でした。
来月からは、地震や火事を想定した避難を行います。
災害時の職員の役割分担、動き、連携についても確認し、大切な子どもたちの命を守るために、訓練を重ねていきたいと思います。