第38回ふるさと草津俳句会
更新日:2016年12月15日
市教育委員会では、歴史あるふるさと-草津-の四季折々の姿を俳句を通して感じてもらい、俳句に対して誰もが気軽に親しみ、関心を高めてもらうため「ふるさと草津俳句会」を開催し、入賞句を掲載しています。(漢字については常用漢字で表記していますので、御了承ください)
選者:石倉 政苑 先生
「第38回ふるさと草津俳句会」選句結果(敬称略)
自由句(投句数73句)
【特選】
幾たびか風を乗り換ふ赤とんぼ 井上 次雄(草津市)
選評
赤蜻蛉という名の蜻蛉はいないが秋茜のことで、山地で過ごすうちに赤く染まり平野に戻って来る。「幾たびか風を乗り換ふ」という表現はすばらしい。生態をよく理解された一句である。
【入選】
切り捨ての出来ぬ余命や天高し 山田 登志子(草津市)
駅ひとつ過ぎて深まり行く紅葉 下村 幸子(草津市)
一万歩目指す日課や鳥渡る 多賀 信子(草津市)
兼題句 兼題「花野(はなの)」(投句数78)
【特選】
かくれんぼもう日が暮れる花野なか 室田 ヒデ子(草津市)
選評
いつまでも遊んでいる子どもの様子を、花野の中まで日が暮れていると、リアルに表現されたことによって秀句となった。
【入選】
変わり行く天井川に大花野 青谷 禮子(草津市)
花野にも一叢の風色淡し 大條 啓子(草津市)
ビル街にほっと一息新花野 森嶋 一弘(草津市)
「第39回ふるさと草津俳句会」の募集について
兼題
「返り花(かえりばな)」
投句方法
草津市役所1階、各市民センター(公民館)、各図書館に設置してある投句箱に投句していただくか、生涯学習課あてに郵送、ファクス、Eメールにて投句してください。
投句用紙
所定の投句用紙を用意していますが、俳句・住所・氏名・年齢・電話番号を記入していただければ、任意の用紙でも受け付けます。
投句締切
平成29年1月15日(日曜) 【3月15日号『広報くさつ』掲載予定】
投句料
無料
担当課
草津市教育委員会事務局 生涯学習課 「ふるさと草津俳句会」係
詳しくは、下記のファイルを御覧ください。
ダウンロード
ふるさと草津俳句会投句用紙(ワード:51KB)
ふるさと草津俳句会投句用紙(PDF:129KB)
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お問い合わせ
教育委員会事務局 生涯学習課 生涯学習係
〒525-8588 滋賀県草津市草津三丁目13番30号
電話番号:077-561-2427
ファクス:077-561-2488
