広報くさつ令和2年1月15日号 コラム「出会いのまち草津」
更新日:2020年1月23日
今回の広報くさつ令和2年1月15日号では、KUSATSU BOOSTERS(くさつブースターズ)として市の魅力を市内外に発信していただいているSHIHOさんと一緒に草津の魅力を紹介しています。
今回のコラムでは、広報紙で載せきれなかったところをご紹介します。
史跡草津宿本陣
表板間
本陣の玄関口である表板間。
ここは、従者が持っている荷物をおろし、荷解き場として使われていました。
表板間の広々とした空間にSHIHOさんも驚いていらっしゃいました。
台所土間
本陣で提供される美味しいご飯はここで作られていました。大きなかまどで炊いたご飯はきっと美味しかったに違いありません。
こちらで60人程度の宿泊客の食事を準備していたそう。江戸時代に突然タイムスリップした感覚。
草津宿街道交流館
浮世絵擦り体験
浮世絵の製作過程を簡単に体験できる浮世絵擦りの体験コーナーでは、SHIHOさんも自作の浮世絵を制作されました。浮世絵のできに満足そうなSHIHOさん。
2階展示室
江戸時代のお金や旅人が食した料理、名物のうばがもちの看板などを展示しています。
展示を見つめるSHIHOさんの表情は真剣そのもの。
草津あおばな
街道交流館では、草津市の伝統工芸品である青花紙の説明がありました。草津市の花として親しまれる「あおばな」の色素は、水に溶けやすい性質があり「下絵がすぐ消える」ことから、古くから友禅染や絞染の下絵描きに重宝されてきました。そのときに使うのが「青花紙(あおばながみ)」。「あおばな」の花びらを手作業で絞り、その絞った汁を何度も和紙に塗って作り上げる草津の伝統産業です。現在でも、江戸時代から続く方法で青花紙が作られています。
しかし近年、着物の需要の減少や化学染料の登場、生産農家の高齢化などにより、青花紙生産は、存続の危機に瀕しています。
SHIHOさんも真剣な面持ちで説明に耳を傾け、伝統を絶やさないためにどのような取り組みができるかなど様々なアイデアを提供してくださいました。
出会いのまち草津
今回の広報くさつ令和2年1月15日号では、史跡草津宿本陣、草津宿街道交流館、草津川跡地公園de愛ひろばなど草津市の魅力あふれるスポットを巡りました。
SHIHOさんは出会いのまち草津について、「歴史あるものを伝えること、活用すること。その両方が大切ですね」とおっしゃっていました。
草津市のまちを巡る中で、再発見や新しい出会い。SHIHOさんと改めて草津を巡ったことで見えてきたもの。
日々生活しているとつい忘れがちな”まちの魅力”を改めて感じてみませんか。
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