午前5時間制草津プランの実施に向けて

　2学期が始まりもうすぐ1ヶ月が経とうとしています。
　市内の小学校では、来年度から実施する午前5時間制の導入に向けて、1コマ40分授業と午後の20分の学びタイムのモデル実施に取り組んでいます。
　このモデル実施は1週間かけて行うもので、児童の授業への集中力、学びタイムの活用などについて児童からのアンケートも実施する中で、来年度の導入をスムーズに行う目的で行っています。
　今月から各小学校でモデル実施が行われていますが、実施済みの学校では概ね多くの児童が午前5時間40分授業、そして20分の学びタイムに対して肯定的な回答をしています。教師についても授業を5分間短縮するためにICT機器の活用やポイントを絞った授業の実施、また学びタイムでは個にあった復習や苦手克服、また得意部分にも取り組めるよう工夫を行っています。
　今後、秋には各小学校で保護者向け説明会が開催され、来年度からの午前5時間制草津プランを進める予定です。
　このようなカリキュラムの柔軟な変更は全国的に増えています。また、現在、次期学習指導要領の改訂においてもこの取組について進める方向で検討されています。こどもにとって、そして学校にとってもよい結果が出るよう進めてまいります。