キャンパス体験ツアー

　市内6中学校1年生全員が参加する「立命館大学キャンパス体験ツアー」が今年も行われました。この事業は、立命館大学びわこ・くさつキャンパスでの体験を通して、生徒一人ひとりが将来の夢や希望を持つと共に、SDGsについて学び、地域課題と世界的課題とのつながりなどについて考える機会としています。私は、9月3日に新堂中学校の1年生と一緒に参加いたしました。
　今年度からは、事前にSDGsの講義動画を視聴してのパネルディスカッション、そして大学教員や学生団体による体験講座を取り入れました。

【第1部】「SDGs」に関するパネルディスカッション
　事前に「SDGs」について生命科学部の山中司教授からの講義動画を視聴し、その感想や意見を発表、共有しました。
　また、大学生に学部を選んだ理由や大学での研究内容、将来の進路のほかSDGsについて意見交換を行いました。

【第2部】キャンパス体験
　大学教員、学生団体なとのによる日頃の活動内容をもとに12の特別プログラムを中学生が選択し、体験しました。大学生が実際に行っている活動を知り、体験することによって、大学をより身近に感じ、将来の進路の選択肢を広げます。
　私が訪れた新しいモノづくりスペースでのブースでは、3Dプリンターやレーザー加工機など創造空間でアイデアをカタチにする体験が行われていました。

　これまでのように大学教員や学生から一方的に講義を受ける形から脱却して、能動的な学びに転換し、より将来の選択肢を増やすことに繋がるプログラムに充実させて変更を行ったことで、中学生の積極的な学ぶ姿勢が多く見られました。