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福島県伊達市と災害時相互応援協定を結びました

更新日:2013年10月1日

 草津市では、平成25年1月31日(木曜)、地震や風水害、原子力災害等、大規模災害の発生時において、被災住民等の救援活動を円滑に実施するため、福島県伊達市と災害時の相互応援協定を締結しました。

 福島第一原発から約50kmの距離にある福島県伊達市は、東日本大震災では、震度6弱で、小学校2校で校舎が破損するなど被害が発生しましたが、南相馬市からの集団避難を中心に、避難住民を最大1,800人受け入れられました。

 また、伊達市は放射性物質の土壌汚染で被害を受けた飯館村の北西に位置し、現在も、全市民の積算線量計(ガラスバッチ)を配布して累積の被ばく線量を計測したり、市域のセシウム除去等の除染対策を進められています。

 このような状況は、大飯原発から約60kmの距離にある草津市でも起こりうる可能性があり、滋賀県地域防災計画(原子力災害編)で検討されている、高島市、長浜市から草津市への広域避難受入についても、伊達市が実践されてきた対策が生きた教科書になると考えています。

 また、遠隔地との災害協定は、同時に被災しないメリットを活かした相互支援として大変有効であり、住民同士の交流からはじまった物産交流を含め、末永い交流を誓いあいました。

 協定式の様子(仁志田伊達市長と握手を交わす橋川市長)

 また、翌日、2月1日には、危機管理担当職員で、除染現場の視察を行いました。

 まず、民家の除染作業を見学しました。敷地内の表土を各5cmすきとるほか、除草や樹木の選定、雨どいの清掃などを行い、除染前と除染後の数値比較を行って住民に説明するとのことでした。そのお宅では、1袋1.5tの土砂が入る袋が25袋ほど発生し、地域の仮置き場に保管するとのことでした。(この地域は放射線量の多い地域でA地区に区分され、約2,600戸が除染対象となっていて、現在50%ほどの進捗とのことでした。これから3,700戸ほどのB地区の除染作業に着手し、15,600戸あるC地区は、特に高い放射線量の場所に絞って除染作業を行うとのことでした。

 次に、地域内の仮置き場を見学しました。地下浸透しないよう、防水シート、土砂、砕石、珪藻土シート(放射性物質を吸い取る効果あり)を重ねた地盤のうえに、さきほどの土砂袋を積んで、防水シートをかけるとのことで、草木が枯れて発生するガスの排気口や、排水口を設けて、万が一のもれにも検査できるよう対応されていました。

 また、仮置場は、私有地を借り上げて対応しておられ、近隣住民への説明を繰り返す中、場所が二転三転することもあるとのことでした。

 民家敷地内の表土を漉き取って除去し、仮置き場で保管します。保存袋付近は少し放射線量が高いが4mも離れると、通常の値になりました。

お問い合わせ

総合政策部 危機管理課 危機管理係
〒525-8588 滋賀県草津市草津三丁目13番30号
電話番号:077-561-2325
ファクス:077-561-6852

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