満期金の受け取りに行ったのに・・・(2018年8月1日号)
更新日:2018年8月3日
満期金の受け取りに行ったのに・・・
満期になった定期預金を受け取りに、金融機関の窓口に行くと、利回りのお得な商品があると勧められ、よくわからないまま契約してしまったというトラブルが増えています。
事例
銀行に満期金を受け取りに行き、定期預金にしようとした。すると、それより利回りのよい商品があると勧められたので、契約した。
自宅に帰って家族と一緒に書類を確認すると、外貨建て一時払い終身保険であることがわかった。保険はもう加入しているから必要ないと思い、クーリングオフを申し出たが、返金は外国通貨で行われるため、今その外国通貨を日本円に替えると、外貨交換手数料に加え、為替損益分の損失もでると説明された。
アドバイス
金融機関では、預貯金だけでなく、保険や投資信託など、さまざまな商品を取り扱っています。事例のような外貨建て保険の場合、クーリングオフをしても損失が生じる可能性があります。
保険の申し込みに必要な「意向確認書」は、サインをすると、保険の種類や保障内容、契約期間、保険金額など、内容をしっかり確認したことになります。どんな契約であっても、一人ですぐに判断せず、家族や身近な人に相談するなど、よく考えることが大切です。また、説明を受けても内容がよくわからないときは、契約はやめましょう。契約で困ったことがあれば、消費生活センターへご相談ください。
お問い合わせ
まちづくり協働部 生活安心課 消費生活センター
〒525-8588 滋賀県草津市草津三丁目13番30号
電話番号:077-561-2353
ファクス:077-561-2334
