4月14日 市民の生活を影で支える仕事 (クリーンセンター 東山伸哉)
更新日:2014年4月14日
平成25年度採用のフレッシュな若手職員がリレー形式で書き手を繋ぎながら、それぞれの視点で、業務をとおして感じたことや草津市の魅力やホットな情報を、職員の言葉で直接お届けします。
市民の生活を影で支える仕事
業務の様子(工事立会)
みなさん、こんにちは。草津市立クリーンセンターの東山と申します。
私の考える草津の良いところは、人が賑わい、明るく活気がある一方で、琵琶湖湖岸など自然も満喫できるというところです。
さて、私の所属するクリーンセンターは、市内の家庭や事業所から出る一般廃棄物を適切に処理する場所です。現在の生活では昔に比べ便利になった反面、多くのごみが排出されます。その多くのごみを安全かつ安定的に処理するのが我々クリーンセンター職員の使命です。
私は機械職として採用され、クリーンセンター施設の維持管理業務などを担当しております。クリーンセンターの施設にはポンプ・ファンなどの機械・電気設備が無数にあります。それらの設備を不具合なく運転していくために、設備の点検をしながら修繕の計画を立てていくのが私の業務です。
その業務の中で私が感じたことは、機械は正直だということです。ポンプやファンなどから少しでも異音があれば、すぐに性能が低下しますし、施設の運転中に圧力や温度の数値が通常と違っていれば、設備のどこかに必ず不具合が起こっています。そのようなわずかな機械の悲鳴に気づけるかどうかが機械職の一番の腕の見せ所ではないかと思っています。
現施設は昭和52年に建設されたもので、老朽化が進んでおり、維持管理はとても大変です。しかし学べることも多く、上記のような機械技師としての知識、技量の向上に日々努めているところです。
中央制御室
クリーンセンターでの業務は市民の皆様と直接対話するという機会は少ないですが、市民生活に直結する業務です。クリーンセンターが不具合などで停止しますと、最悪の場合、市民の皆様がごみを出せない状況となり、生活に支障がでます。「ごみを確実に処理する」、言葉にするとシンプルな業務ですが、責任は重く、とてもやりがいのある仕事だと感じています。今後も、市民生活を支え続けていけるよう技能を磨き、業務に励みたいと思います。
