10月20日 「図書館ってどんな仕事をしているの?」 (草津市立図書館 大西協子)
更新日:2014年10月20日
平成26年度採用のフレッシュな若手職員がリレー形式で書き手を繋ぎながら、それぞれの視点で、業務をとおして感じたことや草津市の魅力やホットな情報を、職員の言葉で直接お届けします。
「図書館ってどんな仕事をしているの?」
絵本の開き読み
みなさん、こんにちは。草津市立図書館の大西と申します。今年4月に入庁してからあっという間に季節が巡り、気づけばもう秋。仕事はまだまだおぼつかないのに時間はどんどん過ぎていくことに焦りつつも、その忙しさに充実感を覚える毎日です。
このブログのタイトル「図書館ってどんな仕事をしているの?」は、同期入庁の仲間や友人からよく尋ねられることから付けました。図書館の仕事というとカウンターでの貸出・返却対応のイメージはあるけれど、他にどのような仕事があるのか想像がつかないという方も多いようですので、様々な図書館業務のうち、私の担当業務について少しご紹介したいと思います。
- 図書館でのイベント=担当に分かれて企画・準備・運営していて、私も今後「図書館デビュー」「古典文学講座」「こどものつどい」などを担当することになっています。みなさんもぜひご参加ください!
- 購入図書の選定=納品された図書を書架に並べながら、現在勉強中です。
- 移動図書館「わかくさ号」=図書館から少し遠い地域には、移動図書館車を運行しています。私は11月から乗車予定です。
- 学校との連携事業=市内の小学校に巡回図書の配本に伺っています。
カウンター対応
さて、私はこれまで大学図書館に勤めていましたので、利用者層の違いはとても新鮮に感じています。中でも子どもたちとのカウンターでのやりとりは楽しみの一つです。こだわりを聞かせてくれたり、矢継ぎ早に質問が飛んできたり、読みたかった本が届いた時にはとびきりの笑顔を見せてくれたりと、いい刺激をもらっています。
そんな図書館業務の基本とも言えるカウンターでの「貸出」と「返却」は、単純なように見えて、あなどってはいけない仕事です。どちらも処理のミスはもってのほかですが、カウンター対応は利用者さんのニーズを汲み取る大事なチャンスなのです。お話しする中で、改善点や喜んでいただけるサービスが見えてきます。どんな図書館がみなさんにとって役立つ、素敵な図書館なのかをたくさん聞かせていただけるよう、「迅速に、確実に、ていねいに、にこやかに」を心がけ、利用者さんと本の出合いをお手伝いしていきたいと思います。
