12月15日 高齢者の「困った!」を「よかった!」に (長寿いきがい課 島津未帆)
更新日:2014年12月15日
平成26年度採用のフレッシュな若手職員がリレー形式で書き手を繋ぎながら、それぞれの視点で、業務をとおして感じたことや草津市の魅力やホットな情報を、職員の言葉で直接お届けします。
高齢者の「困った!」を「よかった!」に
訪問へ出発!
みなさん、こんにちは。長寿いきがい課高齢者支援グループの島津と申します。長崎で生まれ育ち、大学生活は熊本と福岡で過ごしました。草津市民3年生です。この4月から、社会福祉士職として草津市の職員になり、高齢者の「困った!」を解決できるよう相談や訪問に出かけています。
突然ですが、みなさんは「社会福祉士」をご存知でしょうか?言葉は聞いたことがあっても、どんな仕事をするのか、どんな所で働いているのか、もしかすると馴染みが薄いかもしれません。社会福祉士とは、生活や福祉での困りごとの解決を相談によってお手伝いするための資格のことです。ソーシャルワーカーという名前で、主に施設や病院にいることが多いのですが、最近では市役所や学校で働いていることもあります。
これまで私は障害者の就労支援施設、子どもの発達支援を行う療育機関で働いてきました。いま所属している長寿いきがい課では、高齢者やそのご家族の方とお出会いすることが多いので、介護や認知症、使えるサービスや制度などについて勉強の毎日です。
高齢者を支える制度
年を重ねてくると、体のあちこちが動きにくくなったり、そのことで外に出にくくなったりと、今まで“できていた”のに、“できなくなった”ということがでてくることがあります。中でも認知症は、すぐに忘れてしまったり、新しいことが覚えにくいなど生活のしづらさと直結してきます。そういった高齢者の「困った!」に寄り添い、相談を通して成年後見制度の利用や施設入所といった方法でお手伝いするのが私の主な仕事です。先輩方に教わりながら、また、関係機関と連携しながら相談にあたっています。高齢者ご本人からは、人生の先輩としての学びも多くあります。
若い人が多く活気のあるまち草津ですが、年をとっても安心して暮らせるまち草津、を目指して高齢者の「困った!」を「よかった!」に変えられるよう、今後もより一層頑張りたいと思います。
