1月19日 「当たり前を実現する為に」 (北山田浄水場 大城和隆)
更新日:2015年1月19日
平成26年度採用のフレッシュな若手職員がリレー形式で書き手を繋ぎながら、それぞれの視点で、業務をとおして感じたことや草津市の魅力やホットな情報を、職員の言葉で直接お届けします。
「当たり前を実現する為に」
北山田浄水場の全景写真
今回、ブログを担当させていただきます北山田浄水場の大城と申します。よろしくお願いします。私は、平成26年7月に電気職として採用されました。それまで、東京で約5年間電気工事の施行管理の仕事に携わっておりました。高校を卒業して以来、約10年ぶりに滋賀に戻ってくることができ、とてもうれしく思っています。
草津市には現在浄水場が2箇所あります。私の所属している北山田浄水場は琵琶湖のほとりに位置しており、周りには田園風景が広がる自然豊かな環境の中にあります。
私は、北山田浄水場に配属されるまで、水道水がどのように作られて、どのように送られてくるか考えたこともありませんでしたし、実際に、今まで断水など経験したことがなく、蛇口をひねれば当たり前のように出てくるものと思っていました。しかし、その当たり前は多くの人の尽力によって、もたらされているものだということを知りました。
作業風景
浄水場には、動力を電源とする機械が約200台あります。また、機械の状態を監視する機器や、それらの機器から情報を取り込んで指令を出す中央監視設備など、数多くの設備があります。その中の小さな部品がひとつ壊れてしまうだけで、正常に稼動できなくなり、水道水が作れなくなります。そうならないように、維持・管理するのが私たちの仕事です。
浄水場は24時間365日休まずに稼動しています。私たちとは別に、24時間監視している運転員の方が常時2名います。その他にも機器の点検・修繕・更新を請け負っていただいている業者の方々がたくさんいます。その人たちの尽力によって、草津市の安全でおいしい水道水は途切れることなく作り続けられています。水道だけでなく、電気もガスも同じことだと思います。
私は、それらを当たり前のように使うことができることを幸せに感じながら、責任を持って仕事に励んでいます。まだまだ未熟ではありますが、今後もずっと市民の皆さんが安心して水を使い続けていただけるように日々がんばっていきたいと思います。
