2月2日 「へぇ、警官課ねー。」「いやいや、景観課ね。」 (景観課 佐藤賢)
更新日:2015年2月2日
平成26年採用のフレッシュな若手職員がリレー形式で書き手を繋ぎながら、それぞれの視点で、業務をとおして感じたことや草津市の魅力やホットな情報を、職員の言葉で直接お届けします。
「へぇ、警官課ねー。」「いやいや、景観課ね。」
草津市景観計画
皆さん、こんにちは。今回ブログを担当させていただきます、佐藤と申します。今年度より採用され、景観課という部署で働いております。知人に職場のことを聞かれ、回答した際に度々勘違いをされることからこのタイトルをつけました。皆さんにも、この機会に覚えていただけると幸いです。そして、勘違いの後には決まって、「どんな仕事してるの?」と尋ねられます。実際、私が景観課に配属が決まった時も同じ疑問を持ちました。そこで、私たちがどんな仕事をしているか、少し紹介したいと思います。
「景観法に基づく届出の審査」、これが私の仕事のメインの一つです。簡単にいうと、建物を建てるにあたり、その建物が景観にどのような影響を与えるのか、それは草津市景観計画の基準に則ったものか、といったことの審査です。草津市には、草津市景観計画というものがあって、草津市の特性を活かしたまちづくりを行うため、地域ごとに建物の色彩や形態、緑化の措置などに基準を定めています。他にも、お店や会社が掲出する看板の審査や、まちをより良くするための新たな基準の検討など、草津市の景観に関する様々なことを行っています。
広告物設置完了検査の様子
『景観』というのは非常に抽象的なもので、見る人の主観によって意見が異なりますし、当然1つの決まった答えがあるわけでもありません。しっかり審査、協議を重ね、十分に景観に配慮された建物が建ったからといって、たちまち草津市全体の景観が一変するかいうと、そうでもありません。なかなか成果の見えづらい仕事ではありますが、5年先10年先といった広い視野をもって取り組むことで、大変やりがいを感じることができますし、現在の、そして未来の草津市における景観の一部は私が担っていると考えると、スケールの大きな仕事をしていることを実感し、わくわくしてきます。
答えがないということは、それはつまり自分の想いを入れ込む余地があり、新人である私の意見でも内容によっては結果に反映されうるということです。自由度の広さに戸惑いながらも面白味を感じつつ、日々の業務にあたっています。まちなみ・景観を見るために多くの人が訪れる、そんな草津市の未来を想像しながら、そこに向かって全力で走り続けたいと思います。
