3月2日 「想いをカタチにする仕事」 (草津川跡地整備課 新庄将志)
更新日:2015年3月2日
平成26年採用のフレッシュな若手職員がリレー形式で書き手を繋ぎながら、それぞれの視点で、業務をとおして感じたことや草津市の魅力やホットな情報を、職員の言葉で直接お届けします。
「想いをカタチにする仕事」
跡地で体験ヨガを企画
みなさん、こんにちは。草津川跡地整備課の新庄と申します。月日が流れるのは早いもので、入庁してからまもなく一年が経ちます。転職して草津市役所職員となった私ですが、初めて経験することも多く、戸惑うこともありましたが、一年を終えてようやく公務員の仕事にも慣れてきたように思います。
さて、私が所属している草津川跡地整備課は、旧草津川(=草津川跡地)を、将来に渡って皆さんに利用してもらえるような魅力的な空間に整備する事業を担っています。ご存知の方も多いかとは思いますが、草津川跡地は、小学校の教科書にも載っていたほど全国的にも有名な天井川であった歴史をもち、草津で生まれ育った私にとっても、地域の誇れる資産の一つです。このような貴重な空間を将来の草津市の発展に向けて整備することは、大きな責任を感じると同時に、その一方で、とてもやりがいがあるものだと改めて思います。
ワークショップ等のチラシやリーフレット
事業を進めるにはさまざまな業務がありますが、私が担当しているのは、草津川跡地が整備された後に、賑わい、楽しく過ごせる場所とするために、市民の皆さんと一緒に具体的な市民活動等を考える仕事です。サークルや個人で活動をされている方や、整備後の草津川跡地で活動したいという方に集まっていただいて、ワークショップ(話し合いの場)を開催しています。ワークショップの準備は、物品の調達や会場の手配、人の調整など大変ですが、当日は将来の草津川跡地での活動について、熱い想いを持った皆さんが集まるので、毎回会場は熱気に包まれますし、参加者の方から思わぬ感謝の言葉をいただいた時には、準備の疲れが吹き飛ぶ程嬉しいものです。
一年を通じて、皆さんの「想い」を「カタチ」にしていく難しさを感じると共に、整備後の草津川跡地が賑わう様子を想像するとワクワクしながら、仕事に向かっています。このような新たなモノを生み出す事業に関われることは、公務員人生を通してもなかなか無いことだと先輩に教えていただき、貴重な経験をさせていただいています。さまざまな方の協力があって、仕事を進めることができていることについての感謝を忘れることなく、草津川跡地を通じて、市民の皆さんに草津市が魅力あふれる賑わいのあるまちと感じていただけるよう、一生懸命に取り組んでいきたいと思います。
