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平成29年 年末訓示

更新日:2016年12月28日

*この文章は、市長から職員に向けたメッセージです。

タイトル

皆さん、ありがとうございました。
平成29年も残りわずかとなりましたが、職員の皆さんには、それぞれの職場、部署におきまして、この一年間、市民の皆様が安心して暮らすことができるように、草津市がずっと住み続けたいまちになるように、大変ご苦労をいただき、本当にありがとうございました。本日の仕事納めにあたりまして、職員の皆さんのご尽力に深く感謝を申しあげます。
今年は、「第5次草津市総合計画」の総仕上げとなる第3期基本計画がスタートした年でありました。職員の皆さんには、4つのリーディング・プロジェクトや各重点施策をはじめ、未来の「草津」の創造に向けて、市民の皆様からの声をお聞きしながら、一つ一つの施策、事業を確実に実施いただきました。
4月には、市民センターが「地域まちづくりセンター」となり、住民が主役のまちづくりの拠点施設として新たなスタートを迎えました。
また、草津川跡地公園のai彩ひろば、de愛ひろばが供用開始となり、天井川がにぎわいと憩いの場、防災機能を有する市民の集いの場として新たに生まれ変わりました。
そして、1年を通じて、ソフト面では、健幸都市づくり、子育て支援、ICT教育などが進み、ハード面では、新クリーンセンター建設、市民体育館の建替、浄水場の耐震化工事などが進み、また、組合施工の市街地再開発事業、土地区画整理事業の推進も図られてきたところであります。
私が外へ出向いた先では、市民の方から職員の皆さんの温かい対応にお礼の言葉をお聞かせいただくことがあり、うれしい思いをいたしました。
市民サービスに直結する現場での親切で的確な対応の積み重ねが、市民からの信頼を築いていることを感じ、感謝しております。
来年も市民の皆様が、胸を張って草津のまちに誇りを持っていただけるよう、住んでよかったと感じていただけるよう、皆さんとともに力を尽くして参りたいと思います。
最後に、皆さんに年末年始に読んでもらいたい1冊の本をご紹介します。
それは、『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』という本であり、政府の統計データや推計値を用いて日本の未来を展望したものであります。
この本では、人口減少もさることながら、2042年には団塊ジュニア世代が高齢者となり、高齢者数がピークを迎えるとともに、その高齢者を支える世代が少ない時期を迎えることを「2042年問題」として提起され、低年金、無年金の貧しく身寄りのない国民が増大し、人員不足や輸血用血液の不足が医療や介護の現場で支障を来たし、家屋の3戸に1戸が空き家となり、火葬場が不足し、自治体の半数が消滅するといった、社会の破たんに警鐘を鳴らしています。2042年は今から25年後のことであり、そう遠くない未来です。
この頃には本市においても人口が減少に転じるとともに、国家財政がひっ迫し、福祉部門のみならず、社会経済すべての部門が大きな影響を受けることが考えられますし、これへの対応には日本全体の人口減少、超高齢化を見据えた政策が必要となり、今や待ったなしの状況です。
新しい年を迎えるこの時期に、皆さんが日本の未来、草津市の未来の姿を想定し、何が今必要かと思いを巡らせる機会としていただくことをお願いします。年末に暗い話で申し訳ないですが、新年には明るい話をさせていただきたいと思います。
新年には、皆さんとともに、よいスタートが切れますことを祈念いたしまして、仕事納めにあたりましての訓示とさせていただきます。

皆さん、どうぞ良いお年をお迎えください。

お問い合わせ

総合政策部 秘書課 秘書係
〒525-8588 滋賀県草津市草津三丁目13番30号
電話番号:077-561-2303
ファクス:077-561-2483

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