こどもまんなか
更新日:2025年2月28日
草津市こども・若者計画(案)
令和6年度、草津市では、こども基本法のもと、市町村こども計画として「草津市こども・若者計画」(案)の策定を進めています。
これには、こどもの意見表明や、社会的活動に参加する機会の確保、そしてその意見の尊重などが盛り込まれています。
こども・若者の意見を聴こう
この計画の策定にあたり、若者の意見を直接聴くことになり、立命館大学の学生等の皆さんと橋川市長が意見交換を行いました。
そこでは、SNSやウェブ、匿名性、情報アクセスや発信に対する便利さや安心感、意見の活用や効果などについてさまざまな意見が出ました。
そのなかで、「市長がVチューバー(バーチャルユーチューバー)になる」という意見がベストアイデアに選ばれ、市長がキャラクターとして登場する動画が配信されることになりました。
市長と中学生の対話から生まれたアイデア
令和6年8月、こどもサミットとの連携事業で、「中学生代表の皆さんと橋川市長のわたしたちの居場所トーク」と題した、市長と中学生の対話が実施されました。
外遊びが不足する小学生に、中学生がボランティアとして何か協力したい、という提案があり、市内でこどもの居場所づくり取り組むNPO法人と草津市の共同事業によって、この提案を実現することになりました。
草津中学校とフリースクール・アフタースクールHOPEの交流
1月中旬の放課後、大路にあるHOPEに集まった草津中学校の生徒会有志6人。
事前に会場の下見も済ませ、自分たちで出したアイデアをもとに準備をし、こどもたちの到着を待ちます。
遊び道具は手作りのもの。
やってきたこどもたちを囲むように座り、初対面で少し緊張した様子の児童に声をかけ、自分ことを伝えたり、身のまわりのことをクイズにしたりしながら、打ち解けようと頑張る中学生たち。
児童が集まってくると場所を移して、まずは「いす取りゲーム」からスタート!
今回は草津中学校の生徒会のメンバーが遊びの準備をしてくれるということで、特別に未就学児のみんなも参加。
会場にたくさんのこどもたちが集まったところで、草津中学校のメンバーと一緒に秘密基地作り。
秘密基地という言葉を聞くとこどもはもちろん、大人もワクワクしてしまうのはなぜなのでしょう?
施設のスタッフや保護者の皆さんが、何ができるのか見守ります。
どんどん貼り広げていきます。
どどーん!ついに完成!
中は見た目よりも広く、そして居心地も良いらしくほとんどのこどもたちがしばらくは中から出てきませんでした。
続いて行われたのは、宝探し!
これも名前を聞いただけでワクワクする遊びですね。
施設内を1階から3階、あちらの部屋からこちらの部屋へと縦横無尽にお宝を探して走り回ります。
そして見つけたお宝は「なにかのかぎ」。
この「かぎ」を使う「なにか」が次のターゲットです。
ほどなく見つけられたのは・・・「たからばこ」
このたからばこにさっき見つけたかぎを差し込むと、中から、おもちゃやおかしがたくさん出てきました!
参加したこどもたちからは「楽しかった」「また遊びたい」という言葉と笑顔。
企画から準備、実施まですべて自分たちで行った生徒会メンバーも「楽しかった」「やれてよかった」と話してくれました。
老上中学校と児童育成クラブのびっこ老上の交流
また別の日、老上中学校でも小学生との交流イベントが開催されました。
今回は老上中学校生徒会のメンバーとのびっこ老上の児童、あわせて約100人。
会場は老上小学校のグラウンド!
広いグラウンドを使って、テレビで人気の鬼ごっこスタート!
こどもたちが逃げる!元気に走る!
ハンター(鬼)にふんした中学生から逃げられるかな?
ここでも小学生はもちろん、企画運営をした老上中学校生徒会のみんなも笑顔がいっぱいの空間ができました。
こどもまんなか 続きます
今回は草津市の教育委員会主催の「草津市こどもサミット」の中のひとつとして「中学生代表の皆さんと橋川市長の『わたしたちの居場所トーク』」を実施しました。
これからも、市ではこどもたちが安全で安心して過ごせ、主体性や創造力を十分に発揮できる「こどもまんなか」の居場所づくりを、こどもたちの意見を取り入れながら、取り組みます。
