学校における働き方改革推進計画の策定について

　社会の急激な変化が進む中、子どもたちが未来において自立的に生き、社会の形成に参画するための資質・能力の育成がより重要視されており、学校教育の改善や充実が求められています。加えて社会情勢の大きな変化に伴い、学校が抱える課題は複雑化・多様化し、学校に求められる役割が増大し、学校だけでは解決できない課題も増えています。
　このような中、教員の長時間労働が社会問題化し、教員のやりがいや健康に悪影響を及ぼしていることから、「学校業務改善プラン」（平成29年策定）を全面的に見直し、「学校における働き方改革推進計画」を策定しました。今後、令和6年度から令和8年度の3年間で、計画に基づき学校の業務改善を進めていきます。
　なお、学校の業務改善は、一朝一夕で終わるものではなく、学校の努力だけで成し遂げられるものでもありません。保護者や地域の方々のご理解・ご支援もいただきながら、常に改善策を検討・実行していくことが必要です。学校の業務改善が進めば、教員が子どもと向き合うための時間や授業の準備、教材研究などに費やすための時間が確保できるようになり、教育の質の向上につながります。学校の業務改善の取組に対し、ご理解・ご支援をいただれば幸いです。