平成28年度下水道事業決算および業務状況

草津市の下水道事業は、地方公営企業法に基づき、下水道利用者のみなさまからいただく下水道使用料によって、運営しています。
そのため、「生活環境の改善」、「水環境の保全」や「浸水被害の軽減」という下水道事業の本来の目的を果たしていくことに加え、企業としての経済性を発揮する必要があり、経費の削減や財源の確保など、持続的な安定経営に向けて、効率的な運営に努めています。

概要

平成28年度は、流域下水道維持管理費負担金の返還金があったことから、4億1,900万円の純利益を計上しました。この利益は、資本的収支の不足額に充当します。
主な事業は、農業集落排水施設の公共下水道への接続事業と長寿命化対策事業です。
企業債残高は年々減少しているものの、その償還額は依然として高くなっておりますが、財源の一部を一般会計（税金）から繰入を行いながら、今後も効率的な運営に努めます。