秋季テーマ展「たびに誘う―いざ、お伊勢さんへ―」を開催します
更新日:2025年10月6日
会期:令和7年10月4日(土曜)から11月30日(日曜)
草津宿街道交流館・草津宿本陣連動企画展 交流館では、お伊勢まいりにフォーカスします
江戸時代後期の旅ブームとともにお伊勢参りが流行しました。
草津宿は東海道と中山道の分岐合流地点であるとともに京・大坂方面から伊勢路への入り口でもありました。
そこで今回は、お伊勢参りに焦点をあて、
当時の旅人が使った道具・衣装・ガイドブックなどを展示し、
旅の魅力を紹介するともに、
現在の伊勢への道を辿ってみることで見えてくる当時の流行の謎に迫ります。
チラシはこちら(秋季テーマ展チラシ(PDF:741KB))
展示内容
旅行用心集 一冊 八隅蘆庵著 文化七年(一八一〇) 草津市蔵
本資料は、旅に際して所持すべき物品や道中に注意すべきことなどを絵を交えながら、
書き記した書物です。
また、292か所におよぶ諸国の温泉や、
西国・秩父・坂東の観音霊場について紹介するなど、内容は多岐におよびます。
参宮上京道中一覧双六 1業 歌川広重画 安政4年(1857) 草津市蔵
江戸時代、「一生に一度は伊勢まいり」といわれたように、
人々の憧れであり、伊勢参宮にかかわる出版物も多く版行されました。
この双六は東海道五十三次の江戸から京都までを俯瞰的に収めたもので、
図面の右上方からは伊勢への道筋も描き、
当時の旅が「お伊勢まいり」に代表されていることを物語ります。
おかげまいりの柄杓 2点 土山歴史民俗資料館蔵
おかげ参りの旅人たちが手にしていた柄杓です。
合(水などを掬う部分)の側面に「をかげ」と書かれています。
道中ではこの柄杓で喜捨を受けて路銀としました。
東海道五十三次之内 水口(行書東海道) 1枚 歌川広重画 天保後期 草津市蔵・中神コレクション
宿場のはずれなどで営まれていた木賃宿にたどり着いた旅の人々が描かれています。
こどもを抱いた人物や柄杓を持った人がみられることから、伊勢参りの旅人かもしれません。
展示情報
会期
令和7年10月4日(土曜)から11月30日(日曜)
開館時間
9時から17時(入館は16時30分まで)
会期中の休館日
10月6・14・20・27日、11月4・10・17・25日(毎週月曜日および祝日の翌日)
会場
草津市立草津宿街道交流館
入館料
通常の入館料
大人200円(160円)・高校・大学生150円(120円)・小中学生・草津市内在住の65歳以上の方100円(80円)
- ( )内は団体料金。
- 毎週土曜日は小中学生は無料。
史跡草津宿本陣との共通券もございます。詳しくは「利用案内」をご覧ください。
主催
草津市・草津市教育委員会
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お問い合わせ
教育委員会事務局 草津宿街道交流館
〒525-0034 滋賀県草津市草津三丁目10番4号
電話番号:077-567-0030
ファクス:077-567-0031
