はしかわ市長のだいすきくさつ(平成27年3月)
更新日:2015年3月1日
文章は、「広報くさつ3月1日号」に掲載された内容です。
新年度予算案を提案
日増しに陽光にも柔らかさが増し、新しい季節の訪れを感じます。
さて、現在開会中の市議会定例会に提出しています新年度予算案は、市長2期目の仕上げの年として、マニフェストに掲げた各施策の着実な実行と、第5次草津市総合計画第2期基本計画の推進を念頭に、健全財政を維持しながら、重点施策への戦略的な財源配分を行い、草津の活力と魅力を高め、草津の未来をつくる積極型予算を編成しました。予算規模は、小・中学校建設費や、保育所整備費、草津川跡地整備費、公営住宅建設費などが増加し、一般会計で過去最大の508億2,000万円となりました。
重点施策の一つの「教育の充実」では、今年度市内全ての小学校と、小・中学校の特別支援学級にタブレット型コンピューター約3,200台を導入いたしましたが、さらに約1,000台を導入し、中学校まで拡大するとともに、ICT支援員を増員して子どもや教員のサポート体制を強化します。
「子育て支援の充実」では、待機児童の解消に向け、保育所や児童育成クラブの施設整備支援を行い、認定こども園開設に向けた準備を進め、質の高い幼児教育と保育の一体的な提供をめざします。
「高齢者福祉の充実」では、特別養護老人ホームの整備支援や、緊急時ショートステイ事業、認知症対策を進めます。
また、「スポーツ健康づくりの推進」を新たに重点施策に加え、スポーツの振興と、地域での健康のまちづくりを支援します。小・中学校では、ダンス運動やスポーツトレーナーの講習会などにより、子どもの体力の向上に取り組みます。また、市民スポーツの拠点である市民体育館の建て替えも進めてまいります。
このほか、防災・安全や、草津川跡地の整備、中心市街地の活性化なども、着実に、そして丁寧に実行してまいります。そして、「まち・ひと・しごと創生」事業として、補正予算において、市域全体のまるごと活性化に向け、農業や商業、観光などの産業振興を行う総合戦略を策定し、実施してまいります。
市民の皆様との協働のまちづくりをさらに進め、夢と希望が持てる明るい未来の草津のために、今年1年この思いを1日たりとも忘れることなく、全力を傾注してまいりますので、市民の皆様のさらなるご支援、ご協力をよろしくお願い申しあげます。