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平成24年年末訓示

更新日:2013年10月1日

*この文章は、市長から職員に向けたメッセージです。

渉のつれづれイラスト

『平成24年 年末訓示』

皆さん、ありがとうございました。

平成24年も、残りわずかとなりました。本日の仕事納めにあたりまして、職員の皆さんに一言お礼とお願いを申しあげます。

皆さんには、この1年間、それぞれの職場で大変ご苦労をしていただき、ありがとうございました。

今、この日本では、東日本大震災からの復興も不透明であり、持続可能な社会保障改革も先が見えない、経済情勢も本当に厳しく、社会が混沌としている中、この行き詰った「閉塞感の打破」が切望されている状況でございます。

まさに、日本再生への迅速で確かな「ビジョン」と「実行」が求められていると思います。

さて、今年一年の市政を、こうした中で振り返りますと、多くの「実り」と「成果」を上げるとともに、将来に向かっての「種まきの年」であったなと思います。

今年の仕事初めで、行政にたずさわる者は、世の中の変化を読み取り、これまでの考え方や行動を変えていかなければ道は開けない。また、変えていく勇気が必要で、志と情熱を持った人になる事と失敗を恐れず何事にも挑戦する人になって欲しいとお話させていただきました。

この「変革・挑戦」という視点でこの一年を振り返ってみますと、小学校での少人数学級の実現、小児救急体制の再構築、淡水真珠の養殖調査、草津駅東口エレベーターの完成などが事業としてなされてきております。

草津川跡地利用基本計画の策定や住民投票条例、市民参加条例、景観条例の制定なども行われてまいりました。また、年度内の策定に向け目下取り組みをいただいている第5次総合計画の第2期基本計画や第2次行政システム改革推進計画の策定、それと、年明けに控えている「草津まちづくり会社」の設立、中心市街地の活性化といった「将来の草津のまちづくり」に向けた取り組みを挙げることができ、皆さんの努力に感謝しているところであります。

そして、今年の12月には「渋川学区まちづくり協議会」を設立いただいたことで、市内すべての13の学区・地区に「まちづくり協議会」が設立され、協働のまちづくりを進めていく中で大変心強く感じるとともに、いよいよ、これからが本当のスタートであります。これまでご尽力いただいた皆さんに感謝を申しあげ、さらに前へと、皆さんと共に強力に進めて参りたいと思いますので、引き続きよろしくお願いをいたします。

また、今年は「改革・挑戦」の成果として、自転車版ETCの開発と実用ということで、南草津駅自転車駐輪場におけるICタグでの入出庫管理システムが高い評価を受け、本市職員が国土交通省の国土技術研究イノベーション部門で全国最優秀賞を受賞したことは、本市にとっての誉れであります。

こうした面だけでなく、職員の皆さんには、12万6千人の市民生活に欠かすことができない窓口業務、ゴミ減量の推進、上下水道サービスの提供など現場の第一線で日々仕事を積み重ねていただいており、業務に大変忙しい思いをされている中でも、親切丁寧に市民の皆様に寄り添い相談に応じていただく地域福祉サービスの提供など、改めてこの1年間のご苦労に感謝を申しあげます。

一方で、本当に残念でありましたことは、職員による不祥事が発生したことでございます。行政と市民による協働のまちづくりを進めるにあたっても、人と人を繋ぐ「絆」や「連帯」が大切であり、こうした関係を構築するためには、まずもって市役所として、市民の皆様から信用と信頼を得ることが最も重要で、私達、職員の一人一人が『市役所の「顔」』であります。一つの事が、長年に築き上げてきたこの『市役所の顔』を瓦解させてしまうものです。

このことについては、今一度、皆さん、一人一人が真摯に自身のこと、課員のこと市役所全体のこととして受け止め、見つめなおしていただきたいと思います。

明日からは年末年始の休暇となります。健康には十分留意され、常に公務員として自覚と責任を持って行動いただきたいと思います。

また、年末年始も仕事についていただく部署もあり大変ご苦労をお掛けしますが、12万6千人市民の負託に応えるため、よろしくお願いいたします。

それでは、皆さん、1年間本当にお世話になりました。

ご家族も皆さんにとって大きな支えであります。その支えがあってこそ、皆さんが草津市民のために大きな力を発揮するものだと思っています。

年末年始の休みにおいては、日ごろ、皆さんを支えてくださっているご家族に感謝し、日々の業務で疲れた体をしっかりと癒し、リフレッシュした皆さんと年明けに会えることを楽しみにしています。

どうぞよいお年をお迎えください。

お問い合わせ

総合政策部 秘書課

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