2月市議会定例会　閉会

10時　2月市議会定例会が閉会されました。
本定例市議会では、当初予算8件、条例案件10件、一般議案5件、補正予算6件、人事案件3件の合計32件の議案を提案し、いずれも原案のとおり議決されました。
閉会にあたり、以下の内容を御挨拶しました。
日増しに暖かくなり春の訪れを感じられる季節となり、桜の花も、今まさに咲き誇ろうとしていますが、春は卒業式や入学式などをはじめ、出会いと別れが交錯し、悲喜こもごもな日々をお過ごしの方も多いのではないでしょうか。
我がまち草津は、東海道と中山道という二つの大きな街道が分岐・合流する交通の要衝にある宿場町として栄え、多くの旅人との出会いや別れを受け止めてまいりました。
来月23日にはde愛ひろばと宿場町街道筋において、第55回草津宿場まつりが開催され、その中で今年も「ミニ時代行列」が行われますが、皇女和宮や徳川家定、そして、篤姫や新撰組の土方歳三など、幕末という緊迫した時代の、渦中にある方々を温かくもてなし、そしてお送りしてきた先達の存在は、本市の誇りでもあります。
そうした先達のもてなしの風土のなかで本市は発展を続け、まもなく14万都市となってまいりますが、先達に残していただいた財産を維持し、そして新しい財産、魅力を積み上げていくため、引き続き総合計画に定めた施策・事業を着実に推進してまいります。
今月発表されました「SUUMO(すーも)住みたい街（駅）ランキング2023関西版」でも、草津が県内1位、関西で7位と高い評価をいただいていることは、総合計画を着実に進めてきた成果であると感じているところでございます。
令和5年度は4月からの統一地方選、5月には新型コロナウイルス感染症の5類感染症への変更決定などが予定され、ますます人の往来が活発になってくるものと思われますが、そうした中で、多くの方に草津のよさを知っていただき、これからも市民の皆様が安全安心に、ずっと住み続けたいまち、子どもを産み育てたいまち、また、ぜひ移り住みたいと思っていただけるまちづくりを進めてまいりますので、議員各位におかれましては、今後とも、より一層の御支援と御協力をいただきますよう、お願い申し上げました。