草津のサンヤレ踊り
更新日:2023年5月3日
2023年5月3日
9時00分~ 矢倉、下笠、志那、吉田、志那中、片岡で開催されたサンヤレ踊りに出席しました。
草津のサンヤレ踊りとは、草津市内7つの地域(矢倉、下笠、片岡、長束、志那、吉田、志那中)に伝わる民俗芸能で、今年は、長束以外の6つの地域で開催されました。
この踊りは、中世後期に都で流行した疫神祓いの風流囃子物(ふりゅうはやしもの)の姿を今に伝えるものと言われ、歴史性や地域性などが評価され、国指定無形民俗文化財「近江湖南のサンヤレ踊り」は、昨年11月にユネスコ無形文化遺産に登録されました。
地域ごとに衣装や踊り方、踊りのリズムなどが異なりますが、全ての地域に共通して、「サンヤレ」という詞が頻出し、一説には「幸あれ」という言葉が転じて、「サンヤレ」に変化したといわれています。
白を基調とした伝統的な衣装を身につけ、太鼓打ちに合わせた踊りにはキレや迫力があり、大変素晴らしいものでした。
矢倉サンヤレ踊り
下笠サンヤレ踊り
志那サンヤレ踊り
志那中サンヤレ踊り
吉田サンヤレ踊り
片岡サンヤレ踊り