子どもの様子（あき）

毎日の遊びの中で、かけっこやダンス、運動遊びなどに取り組んできました。3歳児はカブトムシやちょうちょなど、大好きな虫に変身して鉄棒や一本橋に挑戦したり、ダンスを楽しみました。4歳児は大好きな11ぴきのねこのお話のイメージを持ち、かけっこや運動遊具に挑戦しましたよ。子どもたちの大好きなもののイメージがあることで、ちょっと苦手なことにも挑戦してみようかな…という子ども達の姿があり、とても頼もしく成長した姿がありました。

5歳児は竹太鼓やバルーンに挑戦しました。自分だけの力だけでなく、友だちと力を合わせることで音が揃ったり、バルーンがきれいに上がったり…お客さんから大きな拍手をもらうことで、友だちと力を合わせて一つのことに取り組む面白さや達成感を感じることが出来ました。

運動会が終わった後も、竹太鼓やバルーンを楽しみました。5歳児がバルーンや竹太鼓をする姿を見て「やってみたい！」と憧れの気持ちを持っていた4歳児の子ども達。「一緒にしよう～！」と声をかけられると「やった～！」と嬉しそうにバチを持ち、たたく姿がありました。「こうやってするよ。」と手を添えて伝える5歳児の姿もあり、異年齢での交流が見られていましたよ。

調理師さんにおやつのフルーツポンチに出てくるりんごやキウイなどの果物を切る様子を見せてもらいました。実際に切る前の果物を触ったり持ち上げてみたり、匂いを嗅いだりしました。パイナップルを持ち上げ、「おもい～！」と重さに気づいたり、キウイを切った断面を見るとたくさんの種があることに気づくなどの発見がありました。

11月24日は「いいにほんしょく」で「和食の日」となっています。保育所でも和食の日にちなんで食育集会を行い、だしの出来る過程を見たり、だし汁を味わいました。大きなかつお節を削るところを見たり、大きな昆布を見せてもらうと「わ～！」と驚いている姿がありました。

昆布を水につけて沸かすと、だしが出てきて少しずつ色が変わっていく様子に興味津々の子ども達でした。そして、かつお・昆布・かつお＆昆布＆塩の合わせだし3種類を飲み比べをして、それぞれの味や風味の違いにも気づく姿がありました。食育集会を通して和食への興味や親しみをもってもらえると嬉しいなと思います。

11月31日お菓子屋さんが保育所にオープンしました。それぞれ自分で作った帽子や服などを身に着けておしゃれに変身して楽しむ姿が素敵でした。「どれにしようかな～？」と考えたり、友だちと相談しながら選ぶ姿があり、いつもとは違う特別なおやつの時間になりました。自分が選んだおやつを「おいしい！」とにこにこで食べる姿が印象的でしたよ。

保育所の畑で作ったさつまいもを使って、クッキングをしました。5歳児はスイートポテト・4歳児はさつまいも蒸しパンを作りました。そして包丁を使ってさつまいもを切ることにも挑戦。初めての包丁を使うクッキングに緊張している姿もありましたが、猫の手を意識して丁寧に切っていましたよ。

初めてのクッキングにわくわく・どきどきしていた3歳児の子ども達。スイートポテト・芋巾着を作りました。一人ずつ交代で蒸したさつまいもを「けっこうかたい！」と言いながらも力を込めてつぶしました。芋巾着はその場で、スイートポテトはおやつの時間に食べ、お芋パーティーの一日となりました。

不審者が来た時を想定して訓練をしました。保育者の声掛けを聞き速やかに保育室の奥に逃げたり。訓練が終わるまで、静かに体を小さくして避難をしました。
その後はお巡りさんのお話を聞いたり、園庭でパトカーの見学をさせてもらいました。外から見るだけでなく、車の中に乗せてもらい大興奮の子ども達。お巡りさんの制服も見せてもらい「これはなに？」と興味津々でしたよ。
このような訓練や交流を通して自分の身を自分で守る力も身に着けていってほしいと思っています。