草津市初!滋賀県就学前施設初!玉川こども園がユネスコスクールに認定されました!
更新日:2025年6月23日
本園では、令和4年11月に「ユネスコスクール」認定に向けて申請し、チャレンジ期間として約1年半、取り組みを進めてきました。
その後、ユネスコスクール「キャンディデート校」として国内におけるユネスコスクールネットワークへの加入や活動をしていましたが、
このたび、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)が推進する「ユネスコスクール」に認定されました。
これは、「持続可能な社会の創り手を育む教育」(ESD)を実践する学校・園として、世界的なネットワークの一員になったことを意味します。
本園では、これまでも「自然と触れ合う体験」「思いやりの心を育てる関わり」「地域とのつながり」など、ESDの視点を取り入れた保育を実践してまいりました。
今後は、ユネスコスクールとして、より一層保育内容を深め、こどもたち一人一人が「ともに よりよく生きる力」を育んでいけるよう努めてまいります。
ESD(持続可能な開発のための教育)の更なる推進!
本園は、これまでから、地域の遺跡や植物をはじめとする、地域のひと・こと・ものとの関わりを通した体験活動を中心にESD(持続可能な開発のための教育)に取り組んでいます。また、それぞれの分野で活躍する地域在住のマイスターにお越しいただき、協働した活動を進めています。
- 地域探検や地域の特産である「萩」を使用した染物体験
- 「菊づくり」
- 「萩の玉川・子守地蔵」などの遺跡巡り
- 地域特有の「野路の赤土」を使った活動(粘土遊びや陶器づくり)
活動を通して、「栽培物を通して、植物がどのように育つかを知る」、「食事を通してその大切さや作る人への感謝の気持ちをもつ」、「生きものの飼育を通して命の大切さを知る」、「自然に触れてその不思議さに気づく」、「廃材や身近な素材、自然物を使って製作をする」など、保育で行ってきたきたことをESDの視点で捉え、それをSDGsとの結びつきを意識して行うことで、大人もこどもも「自分たちが力を合わせて未来を創っている」という自覚と感性を育んでいます。
これからも、地域の遺跡や資源、環境、国際理解などを視点として、地域の様々な関係機関と連携しながら地域教材の開発と、創造性豊かで新たな保育を創り出していく中で、質の高い教育・保育の追求と持続可能な社会の担い手となるこどもたちの育成をめざし取り組んでいきたいと思います。
「萩染め」プロジェクト
立命館大学留学生との交流
「菊づくりマイスター」に習う菊づくり
