文部科学大臣表彰　受賞

　「地域学校協働活動」推進に係る文部科学大臣表彰は、幅広い地域住民等の参画により、地域全体で未来を担う子どもたちの成長を支え、地域を創生する活動に対して授与される賞です。

　草津市では、平成10年から国に先駆けて地域協働合校に取り組んできており、市内小・中学校および地域ごとに、地元の特性や歴史を生かした様々な活動を展開しています。

　こうした中、老上ふれあい農業合校は、平成10年に地域住民が農業体験を通して青少年の健全育成を図る目的で始まり、平成12年からは老上小学校の総合的な学習の時間を中心に、農業体験・自然体験をサポートすることで、米や野菜を作る楽しさ、収穫の喜びを知り、自分たちが口にする食材に感謝の気持ちが持てるようになることを目的に活動されています。
　今回の受賞をきっかけとして、草津市の地域協働合校の取り組みを広く知っていただき、活動に参画していただける人が増えることを願っています。

　笠縫東小学校は、学年ごとに葉山川について様々な観点から学びを深め、自然観察会や体験学習などの活動を行う「葉山川学習」という授業を10年以上継続して実施しており、草津塾のメンバーや、川原まちづくりの会の皆様に支えられ、より安全で、専門性の高い学習活動へと発展していきました。