市長定例記者会見(令和元年12月19日)
更新日:2020年3月12日
このページは、草津市政記者クラブ主催の市長定例記者会見の内容を広報課で整理・編集したものです。
日時
令和元年12月19日(木曜)午後2時から午後3時00分まで
場所
草津市役所3階記者室
プログラミング教育「草津モデル」完成!
令和2年4月から小学校のプログラミング教育が必須になります。草津市では、平成26年度からICT教育に取り組み、今までの実践成果を生かした「草津モデル」を作成しました。このモデルは、環境さえ整えば全国どこの学校でも、実施できる学習を数多く取り入れています。カリキュラム作成については、滋賀県初、全国でも珍しい取組で、先駆的なものと考えております。
質疑応答
Q 「草津モデル」とは、具体的内容が4種((1)教科時間内の学習、(2)ペッパー活用、(3)ドローン活用、(4)大学・企業との連携)あるということでよいのか。
A はい、モデルの基本的な柱は4つです。教科の時間に取り入れるというのは全国的に珍しいものです。
Q 教科で取り組んだのはH26年度からでよいか。
A 26・27年度は総合の時間で取り入れました。28・29年度の文科省の委託授業では教科の中でどう取り入れるか研究しました。
Q 4種はそれぞれいつから始めたのか。
A (1)が28年度、(2)が29年度、(3)が令和元年度、(4)がH26年度。
Q これまで進めてきたものをカリキュラムにまとめたということか。
A はい。これまで進めてきたものにプラスαして一つにまとめました。
Q 全国にはどのように発信するのか。
A ひとつは、フォーラム等での教育長の話の中で「草津モデル」を出してもらったり、視察等でも積極的に「草津モデル」として紹介していきたいと考えています。
Q 全国でも先進的にプログラミング教育をやってきたから、この「草津モデル」で草津市がプログラミング教育をリードするくらいの気持ちを持っているということでよいか。
A はい。
Q 「草津モデル」の対象は小学校だけか。
A 小中学校です。すでに中学校のカリキュラムにプログラミングは入っています。来年度から必修化は小学校です。
Q 小学校はどの授業でプログラミングをやってもいいのか。指定は特にないのか。
A ありません。だから全国の先生が困っています。時間も決まりはありません。プログラミング教育が必修となってはいますが、具体的に何時間やりなさい、どの教科でやりなさい、という事はありません。
Q ペッパーは来年度から全中学校で導入だと思うが、ドローンの台数は。
A ドローンについては、今教育委員会で3台持っており、貸し出して学校間を回します。今年度中に6台に、来年度でもう少し台数を増やしたい。
Q 立命館大学とパナソニック以外の連携は。
A プログラミングについては、他の企業と一緒にという話はしていません。ただ、ICT関係については他の企業とも連絡を取り合いたい。滋賀大教育学部といい話ができています。
Q これからの未来図について、教育長のコメントをいただきたい。
(教育長)ソサエティ5.0と言われる時代に、子どもたちが積極的に先進技術を活用していける力の基を作っていくということは、小学校教育においても大変大事であると思っています。先を見た草津の教育を今後も展開していきたいと考えています。
Q このカリキュラムについて公表する機会はないのか。
A 全国の教育長会議などの中では、順番に発表の割り当てがあるので、文科省には情報提供していきたいと思っています。毎年、関西教育ICT展がインテックス大阪で開催されています。市教育委員会が企業にまじってブースを出し宣伝したりしていますので、その結果、視察につながっています。
添付資料については次の添付ファイルをご覧ください。
「草津市プログラミングコンテスト表彰式および発表会」 (PDF:701KB)
「ドローンを活用したプログラミング学習」(PDF:707KB)
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