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平成27年 年始訓示

更新日:2015年1月5日

*この文章は、市長から職員に向けたメッセージです。

タイトル

皆さん、あけましておめでとうございます。
職員の皆さんには、輝かしい新春をお迎えのことと、お慶び申しあげます。

さて、国の動きでございますけれども、人口減少と超高齢社会に対応しようということで、昨年、東京圏への人口集中を是正して、魅力あふれる地方を創生し、未来に向けて活力ある日本社会を維持していくということを目的に「まち・ひと・しごと創生法」が成立し、創生本部が設立されたところであります。これに呼応するかのように、昨年、「地域しあわせ風土調査」を民間の研究機関が実施されました。この調査の中で、特に興味深いものとして「女性の幸福度が高い地域ほど、出生率も高い」という結果が出ております。

滋賀県は、この女性がしあわせだと感じる地域のランキングが全国第13位という結果でありますが、少子化による人口減少を抑制して、出生率をアップさせるには、女性の幸せを後押しする土壌・風土づくりが重要であるということだと思います。

本市においては、今のところ人口は増加していますが、今後、必ず迎える「人口減少」を見据えて、地域がそれぞれの特徴を活かして、女性も男性も幸福な社会をめざす、また、将来に夢や希望を持てる、安心して暮らし続けることができる社会、自律的で持続可能な地域づくりの実現をめざして、積極的にさらに取り組んでいかなければならないと考えております。

職員の皆さんにおいても、それぞれの部署において各種施策・事業に取り組んでいただいておりますが、こうした国の地方創生の動きを取り入れて、これまでの本市の取り組みをさらに高め、さらなる市の発展と活性化に繋げていくことが重要であり、大きなチャンスであると考えているところであります。

職員の皆さんには、国や県の動向をはじめ常に情報のアンテナを高く上げていただくとともに、市民の目線に立って、何をどのようにすれば最大の効果が発揮できるのかを考え、そして何としてでも実現していこうとする強い意思と行動力、さらには組織としてのチームワークを発揮していただくことをお願いをいたします。

もう一つ紹介いたしますと、日本が誇る自動車メーカーであるトヨタ自動車でありますが、「5回のなぜ(5Why?)」という思考法があるということです。それは現実に起こっている事象に対しまして、「なぜ(Why)」を5回繰り返すことで、問題を発生させている根本的な原因に到達することができるというものであります。課題解決には、まず、現場のニーズ、市民のニーズ、時代が求めるニーズを的確に捉えるため、「なぜこのようなことが起きているのか?」ということを何度も自問して、さらには、現場を知り、確認し、現在、起きている事象の本質を把握して、可能なかぎり早い時期に施策に反映し、実行に移していただきたいと思います。

昨年末の訓示では、職員一人ひとりの仕事に対する“熱意”こそが、5年後、10年後に夢と希望のもてる明るい未来の草津を築く源泉であると申しましたが、さらに、今年の大河ドラマは吉田松陰が出てまいります。松陰の言葉を紹介いたします。
「夢なき者に理想なし
 理想なき者に計画なし
 計画なき者に実行なし
 実行なき者に成功なし」
夢と理想を計画にして、その計画を実行するということで、未来の草津をつくってまいりましょう。

この平成27年が、素晴らしい一年となりますよう、皆さんのますますの活躍と健康を心より願いまして、年頭の訓示といたします。

今年も草津市の発展のため、市民の皆様の幸せのために、ともに頑張ってまいりましょう。

お問い合わせ

総合政策部 秘書課

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