おひさまっ子4月号

晴天に恵まれ、令和5年度の入園式を挙行することができました。
今年度もたくさんの子どもたちがおひさまこども園に入園してくれて嬉しく思います。

園長先生の話の中で、ペープサートを使った小象の話を聞きました。

『ぎゅっと抱きしめることは、元気が出る魔法』
おひさまこども園に通うことになった小象は、ちょっぴり心配でしたが、
家族の人が、ぎゅっと抱きしめてくれたので、勇気を出してこども園に入っていきました。
こども園入ると、先生もぎゅっと抱きしめてくれたので、安心して過ごすことができました。

子どもは、安心できる場所で心の安定があってこそ、健やかに育っていけるものと考えています。
こども園の職員も子どもにとって、いつでも安心できる存在でありたいと思っています。

最後は、会場のみんなで『チューリップ』の歌を歌いました。
たいへん温かい雰囲気の式になりました。
こども園では楽しいことがいっぱいあります。
これから毎日元気に通ってきてくれることを職員一同、心待ちにしております。

5歳児の子どもたちは、散歩に出かけました。
今年度初めての散歩です。車に気を付けながら、いざ『de愛ひろば』へ。

建設中のビルの高さに驚いたり、魚がいないか細い川を覗いたり、道中も楽しいことがいっぱい。

de愛広場に着くなり、友だちとかけっこです。
河川跡地の長い直線が子どもたちにとって走りたくなる気持ちを掻き立てるようです。

芝滑りができるように園からソリを持ってきました。
「足で漕げばいいんじゃない。」「高いところからスタートしたらいいよ。」などと、
うまく滑るために試行錯誤する子どもたち。
そのうち、「自分が転がったら面白いんじゃない！？」と芝をゴロゴロと転がると、とても楽しいことを発見！
子どもも先生も一緒になって、転がって遊びました。

気持ちの良い青空のもと、友だちとチョウを追いかけたり、草のにおいや空の青さなどを感じながら、
開放的な気持ちになって遊ぶことができました。
おひさまこども園の中にも、外にも、身近な環境の中に面白さが潜んでいると考えます。
ICT化が進む世の中であるからこそ、こども園では、これからも素朴で五感を通した体験を大切にしたいと思っています。