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こんにちは市長です(グループ)(平成30年3月13日開催分)

更新日:2018年4月16日

 市長が、まちづくり活動をしているグループや個人などと対話する「こんにちは市長です」の概要を、広報課でまとめたものです。

日時

平成30年3月13日(火曜) 午前10時から午前11時まで

場所

草津市役所

相手方

草津おみやげ隊(代表 大塚佐緒里さん・草津市在住)

主な対話内容(内容は、広報課で編集しています)

橋川市長

 本日は「こんにちは市長です」にお越しいただきまして、誠にありがとうございます。お話をお聞かせいただき、市政に反映してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。

草津おみやげ隊

 草津に住んで6年になりますが、実家のある松山では、おみやげやおみやげ話がいっぱいあるのに、草津のおみやげやおみやげ話が少ないと感じていました。将来、子ども達が他の地域で草津をどのようにPRするのだろうとの思いが重なり周りに話したところ、共感してくれる人がたくさんいました。
 草津に移り住んでいろいろな能力を持つ人や、草津にずっと住み草津の歴史や文化を継承する人、これらの主役となりうる活動とモノを結ぶ機会として「草津のおみやげをつくろう」とその可能性に期待してくれた人が集まってくれました。そのメンバーを紹介します。

草津おみやげ隊

 草津に住んで5年になりますが、草津は思い出に残る場所をたくさんつくれるのがいいなと思っています。
 最初は、草津のことにはあまり興味がなく、愛着もほとんどなかったのですが、おみやげ隊の活動を通して、草津にはいいものがたくさんあり、そこには思いがたくさん詰まっていて、関わるごとに温かさを感じていました。おみやげは単なる物ではなくて、人と人であったり、人と場であったり、世代を超えてつなげていくことのできるアイテムだということを、おみやげ隊を通して知ることができました。
 パソコンが好きなので、パソコンを活かして情報発信を担当していけたらと思います。地域でいいものがたくさんありますが、PRや告知の仕方が分からない、人とのつながりが分からない人達がたくさんいることが分かったので、そんな人たちを応援したり、つながりをつくるきっかけづくりをお手伝いできたら、私のように温かみがあるつながりを感じることができるのではないかと思い、関わらせてもらっています。

橋川市長

 情報発信は、どのような形でされるのですか。

草津おみやげ隊

 ホームページを作り、おみやげ隊はこういう思いで動いていますという理念みたいなぶれないものを持った上で、日々の活動や宣伝、告知を、フェイスブックやツイッター、インスタグラムを利用して、どんどんファンを増やしていきたいです。

草津おみやげ隊

 草津に来て20年になり、渋川小学校で地域コーディネーターをしています。これまで役員をすることが多く、町内会長もしました。これらの団体では年配の方が多く意見は聞いてもらえないと思っていましたが、意見を聞いてもらえ、古いことも大事にするが、新しいものも受け入れる土壌があるのが素晴らしいと思いました。

草津おみやげ隊

 観光ボランティアガイドとえふえむ草津のパーソナリティーをしています。旧東海道を一歩奥に入った路地には、今も昔ながらの雰囲気が残っているので、そのようなところを歩くのが好きです。
 観光ボランティアガイドとして、遠くから来られるお客様を草津宿本陣周辺でガイドすることが多いのですが、たまに市内のグループを案内することもあります。その時、草津に長いこと住んでいるけど知らなかったなど喜ばれることが多いです。地元の方にもっと知ってもらいたいとの思いがありました。
 えふえむ草津で番組を担当する機会をいただき、リスナーの方に草津の事を色々お話しするいい機会ということで、草津宿本陣の館長にお願いして、「草津歴史こぼれ話」というコーナーで、地域ごとに分けてそれぞれの歴史や特色、歴史的な人物などをお話しいただいています。このコーナーを楽しみにしている方もおられるみたいなので、良かったなと思います。
 また、ボランティアガイドのメンバーで一から立ち上げて1月に草津七福神めぐりを実施しました。予想を超える大勢の方に参加いただいたのですが、草津の方にもたくさん来ていただきました。地元草津を知りたいと思っている人が多いことをあらためて感じました。草津を皆さんに知っていただいて、地元愛を持っていただけたらうれしいです。

草津おみやげ隊

 草津市国際交流協会の活動にも関わっており、おみやげ隊が結成される前より、立命館大学の留学生から、草津のおみやげを聞かれることが多かったです。これからは、ムスリムの方が増えますし、ハラルフードやハラル認定商品のニーズが高まってきます。外国人や学生と一緒におみやげをつくるツールとして盛り上げることができれば、まちづくりの一端を担うことができると期待しています。

草津おみやげ隊

 「草津おみやげ」開発は、最初は草津の食材をテーマとしました。今年度は滋賀おむすびコンテストを仮想イベントと見立て、関連しうる食材のふなずしの飯を活用したご膳とスイーツづくり、うばがもち・お漬物の試食付きワークショップ、あおばな粉末を用いたお菓子を作って食べて語るワークショップなど、「草津おみやげ」コンテスト開催へ向けたパッケージづくりと、文化・歴史を知る遺跡見学・草津七福神巡り、協力メーカー探しとして草津西口商店街主催のクリスマスブーツギャラリーへの参加、情報発信として立命館大学講義に協力した大学生の商店街マッピング及び学内お披露目会など商品づくりへの基盤づくりを行いました。
 これらの活動から次の展開、新たな繋がり・可能性をして、草津の具体的な活動が見えてきました。まずは、「留学生」「食」です。
 今回は大学生というプレーヤーを私たちがサポートする活動紹介をさせていただきます。

草津おみやげ隊

 立命館大学サスティナブルウィーク2017で、実行委員をしました。サスティナブルウィーク2018では実行委員長を務めます。先日、SDGsアクションアワードで、グランプリをいただきました。SDGsの概念をカレーで表し、宗教やアレルギーを超えて全ての人が食べられるカレーにしようとする企画です。留学生や地域の人たちと一緒に、10月の本番と、4月・6月のプレイベントに向けて、メニューやパッケージ開発を行い、販売を障害者雇用を応援する団体と行う企画が通りました。

草津おみやげ隊

 おみやげ隊が協力することで、活動を経済的、継続的なものへ繋げることができ、単におみやげだけでなく、草津の活動が全国・世界に伝播していくことができると期待しています。そのプロセスとして、経済だけでない社会関係が豊かなまちが創出されると考えています。

草津おみやげ隊

 学生の野菜不足を解消し、地域の食材に愛着を持ってもらおうと活動しています。自らの食生活を振り返る機会があり、野菜が不足していて問題意識を持ちました。規格外野菜を農家からいただき、スムージーのレシピ開発を行い、学内で提供していきたいです。草津市の健幸都市づくりや農家を紹介することができると考えており、立命館大学地球環境委員会が主催のサスティナブルキャンパスアイデアコンテストで最優秀賞をいただきました。10月のサスティナブルウィークや学園祭に向けて、取り組んでいきたいです。

橋川市長

 草津市民の野菜の摂取量は、野菜の産地にも関わらず全国平均より少ないです。

草津おみやげ隊

 立命館大学内の色々な団体が参画して交流するイベントを開催する学生団体を運営していますが、学外にも出ようと、ボードゲームを使って地域交流を促進する交流会を、UDCBKで行っています。今後の活動として、草津を舞台にしたボードゲームやSDGsをテーマにしたボードゲームを開発したいと考えており、遊んでも楽しい、また学べるオリジナルボードゲームをつくり、それが草津のおみやげとして発展したらと考えております。

草津おみやげ隊

 多様な人々が地域の社会的活動の解決を目指し、その成果がおみやげとしてみのるといえます。この取り組み自体をラーニングツーリズムとして位置づけ、おみやげだけでなく、おみやげ話もつくることもできます。

橋川市長

 発展性もありますし、草津にとって新しい動きが生まれてきたことに感動し、期待に胸を膨らませています。市民が相互交流を深め、さらに草津にもっと多くの人に来ていただくという交流にもつながるし、新しいおみやげが情報となって伝わっていくことを期待しています。また、テーマをうまく設定されたなと思います。ハラル食をどうしていくかは大きな課題です。SDGsは、国をあげて進めていこうという動きと一緒になって、広げていただけたらと思います。また、一昨年8月に健幸都市宣言を行い、市をあげて取り組んでおりますが、おみやげという形で参加してもらえるのは非常にありがたいですね。

草津おみやげ隊

 今回は大学生というプレーヤーを私たちがサポートするという例をあげました。ここから高校生・子ども 次世代の育成に地域の人が関わる機会が増え、学校教育だけでは達成できない、社会で生きる糧となる経験をすることができると考えています。

草津おみやげ隊

 おみやげ隊は単に売れるおみやげをつくるだけではなく、みんなでおみやげをつくるというプロセスを通じて、つながりや文化を育てたい、色々な活動と結びついたおみやげをつくることが目標です。
 そのためにいろいろなタレントを持つ人に集まっていただきました。

草津おみやげ隊

 渋川学区では、地域の方々が中心となって渋川の記憶絵図を作られましたが、2013年には子ども達が渋川の生き物絵図を作りました。昨年度から地域の暮らしや文化の視点を入れ、郷土料理学習を始めました。今年度6年生になり、5年生の郷土料理学習をもとに、農業、林業、水産業の3分野で世界農業遺産学習として取り組んできました。コカ・コーラ環境教育賞の最優秀賞や生物多様性アクション大賞の最優秀賞などをいただきました。子ども達に学習でどのようなことを感じたのか聞きましたら、草津の外を知ることで、草津の中のことに愛着が持てた、誇りを持つことができたという言葉が一番多かったです。また、人と人のつながり、人の素晴らしさを知ることができたと語っていました。この子ども達の活動や思いが、おみやげ隊の活動とつながるものがあったので、参加させてもらっています。

草津おみやげ隊

 このように草津おみやげ隊は自ら成長しながら、暮らしをもっと楽しく変えていきたい、みんなでおみやげを作るというプロセスを通して、繋がりや文化を育てたい、そして草津をおみやげモノやおみやげ話にあふれる、もっと自慢のまちにしたいと考えています。

橋川市長

 大いに応援させていただきます。ずっと続けてもらえたらと思います。
 本日は貴重なご意見、ご提言をありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

お問い合わせ

総合政策部 広報課 広報係
〒525-8588 滋賀県草津市草津三丁目13番30号
電話番号:077-561-2327
ファクス:077-561-2483

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