平成28年 年始訓示
更新日:2016年1月4日
*この文章は、市長から職員に向けたメッセージです。
皆さん、明けましておめでとうございます。
皆さんには、輝かしい新春を迎えられたこととお喜び申しあげます。
昨年は、大変ご苦労いただき、本日、こうして無事に新しい年を皆さんと迎えることが出来ましたことを心から感謝し、そしてお礼を申し上げたいと思います。
この新しい年が市民の皆様や職員の皆さんにとって、より良い年になりますよう全職員一丸となって互いに助け合って頑張っていきましょう。
さて、平成20年3月に私が市長に就任させていただいてから、皆さんのおかげで8回目となる新年を迎えることができました。
この間、私は市民の皆様が生き生きと安心して暮らせるまち“くさつ”のまちづくりに向け、全力で市政運営に取り組んでまいりました。
数多くの施策において成果を見、「住みよさランキング」では、西日本で2年連続の1位という評価をいただきましたのも、職員の皆さんがそれぞれ持てる力を存分に発揮していただいたからに他なりません。ありがとうございます。
今後におきましても、13万市民の皆様に草津を誇りに思っていただけるよう、お互いが協力し心を一つにして頑張っていただきますようお願いします。
さて、昨年は、日本のスポーツが世界で熱い視線を浴び続けた一年であったように思います。
世界ランク5位にまで急成長したプロテニスの錦織圭選手や世界最高得点を獲得したフィギュアスケートの羽生結弦選手などの活躍ぶりは、目を見張るものがありました。また、鮮明に記憶しているのが、ラグビー日本代表の快進撃ではないでしょうか。強豪国である南アフリカ戦で、最後の最後まで勝つことを信じ、諦めず果敢に攻め続け、ロスタイムに劇的な逆転トライを挙げ、みごとに勝利したメンバーの雄姿は、多くの国民に感動と勇気を与えてくれました。
選手たちは、評価がはっきりと表れるスポーツの厳しい世界にあって、自ら高い目標を掲げ、ライバルとの厳しい競争の中、スピード感をもって常に変化し続けています。
選手個々が変化し続けることはもちろんですが、このことが結果としてチーム全体に刺激を与え、一体感を生み、この上ない見事なチームワークを生み出します。
我々を取り巻く社会経済環境は急速なスピードで変化し続けており、我々行政に求められるものも変化し続けています。
「住みよさランキング」西日本・近畿において、第一位という評価を維持し、さらに高めることは難しいことでありますが、これからも積極的な攻勢をし続けなければなりません。
私達は、市民のため行政の一流プレーヤーとなるべく、自ら「常に変化し続ける」という精神を持ち、さらなるスピード感をもって強い信念のもと果敢に挑んでいかなければなりません。
かの松下幸之助氏がこんな言葉を従業員に対し言われています。
「無限に発展する道はいくらでもある。要はその道を探し出す努力である。」
草津市の発展の可能性は無限大です。昨年末の訓示でも申しましたが、職員一人ひとりが、「個の力」を存分に発揮し、「組織の力」「総合力」に繋げることで、市民の皆様が暮らしやすさを実感できるまち、10年後、20年後の明るい未来の「草津」の創造という大きな使命を成し得ると思います。
今年も職員一人ひとりが気概をもち、自分の力を100%出し切って、何をすべきかを常に考え、行動し続けてください。
市民の皆様から「草津市に住んで本当に良かった、ずっと住み続けたい」と心から言っていただける草津のまちづくりを、市民の皆様も力を発揮していただきながら、職員全員の力を結集し、つくりあげてまいりましょう。
そのためにも、職員一人ひとりが誇りをもって、力を合わせて、活気のある市役所をつくりあげていきましょう。
結びに、平成28年が素晴らしい一年となりますよう、皆さんの益々のご活躍とご健康、ご多幸を心より祈念いたまして年頭の訓示といたします。