消防出初式

8時　消防出初式に先立ち、消防団の皆様に以下の内容で年頭にあたっての訓示を行いました。
消防団の皆様には、日頃から13万4千市民のために昼夜を問わず、地域防災の要として、防火防災活動に御尽力を賜り、感謝申し上げます。
昨年を振り返りますと、大阪・北海道での地震、西日本豪雨、台風など全国各地で大きな自然災害が発生し、災害に対する備えをより一層進めていかなければならないと痛感させられる年でございました。今年におきましては、さらなる災害に強いまちづくり、市民の皆様が安全で安心して暮らせるまちの実現を目指して、引き続き取り組んでまいりたいと考えておりますので、消防団の皆様におかれましては、より一層の御尽力を賜りますようお願い申し上げます。

9時　平成31年消防出初式を挙行しました。
1部の式典では、日頃から、地域にお住まいの方々の生命、財産を守るため、日夜、防火防災活動に熱心にお取り組みいただいている自主防災組織の皆様や草津市消防団の皆様をはじめ、防火防災関係者の皆様にお礼申し上げました。
昨年の世相を表す漢字は「災」でありました。この字で表される通り、昨年は、大阪、北海道での地震や西日本豪雨、そして、度重なる台風の襲来で大きな災害が全国各地で発生いたしました。本市においても、台風21号により家屋の損壊や多数の倒木、長時間の停電、ビニールハウスの倒壊などの大きな被害が発生いたしました。
本市ではこれらの災害を教訓として、市の防災対策の根幹となる地域防災計画の見直しや避難所の環境向上、災害時に必要な資機材や生活必需品などの備蓄の充実を進めており、そのほか、様々な訓練への取り組みなど、ハード、ソフトの両面から災害への備えの強化を引き続き進めてまいります。また、市内の各地域におかれましては、町内会・学区での防災訓練や地区防災計画の策定など、共助の取組を広げていただいております。
災害はいつどこで発生するか分かりませんが、それに伴う被害は、地域全体での取組など、日頃からの備えで減らすことが可能です。
市といたしましては、今後も、本日、お集まりの皆様方と力を合わせ、さらに安全で安心して暮らせるまちの実現に向け、積極的に取り組んでまいります。本年は「災」転じて「福」となりますよう、皆様方のさらなる御尽力をお願い申し上げました。

2部の訓練では、市役所前の道路で消防団、自主防災組織の皆様による分列行進や一斉放水が行われ、参加者一同で、1年の安全を祈りました。