財務書類
財務書類とは、現金の「収入」と「支出」のみに着目した現行の官庁会計制度を補完するためのものであり、市が保有するストック情報(資産・負債)や減価償却費等の見えにくいコストの把握を可能とするものです。
本市においても、平成20年度決算以降「総務省方式改訂モデル」により財務書類を作成してきましたが、国において地方公共団体間の比較をしやすくするため統一的な作成基準が定められたことを受けて、今回平成28年度決算分の財務書類をこの「統一的な基準」に基づき作成しました。
なお、平成27年度決算分までは、財務書類について、貸借対照表、行政コスト計算書、純資産変動計算書、資金収支計算書の4表形式で作成してきましたが、行政コストの発生とそれに伴う純資産の変動との関係を分かりやすく示すため、行政コスト計算書と純資産変動計算書を結合した計算書を採用し、平成28年度決算分からは、3表形式で作成しています。