こどもまんなか社会の実現を目指して
更新日:2025年4月2日
「こども・若者をまんなかに みんなでつくる 幸せあふれるまち草津」
こども・若者は、社会の希望であり、未来をつくる、かけがえのない存在です。
本市では、こども大綱が目指す「こどもまんなか社会」の理念に沿って、全てのこども・若者が尊重され、自分らしく生きることができるまちを目指しています。そのためにも、こども・若者が自ら表明した意見が尊重され、その最善の利益が優先して考慮される環境をつくっていきたいと考えています。
地域のつながりを強化し、家庭、学校、認定こども園、幼稚園、保育所、企業、市などの多様な主体が連携し、こども・若者をまんなかに据えながら、ともに育ち、幸せあふれるまち草津を目指して、一体となって取組を進めます。
こども大綱(こどもまんなか社会)の概要(こども家庭庁 外部リンク)
草津市こども・若者計画(令和7年度から11年度)を策定しました。
本市では、これまで、こどもの人権が尊重され、こどもと大人がともに育ちあい、笑顔輝くまち草津を目指した「草津市子ども・子育て支援事業計画」を、また、こども・若者が自分らしく生きるまち草津を目指した「草津市子ども・若者計画」をそれぞれ策定し、こども・若者、子育てに関わる各種施策に取り組んできました。
一方、国では、令和5年4月に「こども家庭庁」が創設され、全てのこどもが将来にわたって幸福な生活を送ることができる社会の実現を目指し、こども政策を総合的に推進することを目的とした「こども基本法」が施行されました。同年12月には「こども大綱」が閣議決定され、全てのこども・若者が自立した個人としてひとしく健やかに成長し幸せな状態(Well-being)で生活を送ることができる「こどもまんなか社会」を目指し、こども施策を推進することが示されました。本市においても、令和5年9月に「草津市こどもまんなか応援サポーター宣言」を行い、「子どもを産み育てるなら草津市」と思っていただけるまちの実現に向けた施策に取り組むこと等を宣言しています。
このような背景のもと、本市では、「こども・若者をまんなかに みんなでつくる 幸せあふれるまち草津」を基本理念とし、目指すこどもの姿を「心豊かでたくましく生き、未来をつくる草津のこども“草津っ子”」として掲げた「草津市こども・若者計画」を令和7年3月に策定しました。
この計画は、こども・若者の権利を保障し、誰一人取り残さず、全てのこども・若者の健やかな成長を目指し、必要な取組を総合的に進めていくもので、重点的な取組として、こども・若者の社会参画・意見表明を促進する機会の創出や、安全で安心して過ごしながら、多様な体験活動等に接することができる居場所の充実を図り、また、「草津っ子」を育む事業の推進や、社会生活に困難を有するこども・若者やその家庭への支援の充実を図ります。次代を担うこども・若者の健やかな成長と自立を積極的に支援し、こども・若者が自分らしく生きることができるまちの実現を目指し、事業計画の着実な実行に取り組みます。
こどもまんなか応援サポーターの概要(こども家庭庁 外部リンク)
草津市こども・若者計画の策定にかかる市民意見の反映について
草津市こども・若者計画の策定にあたっては、「草津市子ども・子育て会議」での議論や市民ニーズ調査をはじめとした各種アンケート、パブリックコメントの実施などを通じて、広く御意見をいただきました。
市民ニーズ調査や各種アンケート結果は、計画本編を御覧ください。
新たに重点的な取組に加わった2つの取組について
本市ではこれまで、第二期草津市子ども・子育て支援事業計画(令和2年度~令和6年度)では、(1)子どもの貧困対策の充実、(2)児童虐待防止対策の充実、(3)障害のある子どもへの支援の充実、(4)「草津っ子」育み事業を、また、草津市子ども・若者計画(令和2年度から令和6年度)では、(1)義務教育課程から卒業後も見据えた切れ目のない支援の充実、(2)ひきこもり状態にある人の社会参加に向けた支援の充実を、それぞれ重点的な取組として実施してきました。
草津市こども・若者計画では、これまでの2計画の重点的な取組を、2つに集約・整理し、(1)「草津っこ」育み事業と(2)社会生活に困難を有するこども・若者やその家族に寄り添うきめ細かな支援を重点的な取組とするとともに、(3)こども・若者の社会参画・意見表明と(4)こども・若者の居場所づくりを、新たに重点的な取組としました。
これは、令和5年4月から施行されたこども基本法において、こども施策の基本理念が示され、全てのこどもについて、その年齢及び発達の程度に応じて、自己に直接関係する全ての事項に関して意見を表明する機会及び多様な社会的活動に参画する機会が確保されることや、その年齢及び発達の程度に応じて、その意見が尊重され、その最善の利益が優先して考慮されること等が規定されたこと、また、令和5年12月に閣議決定された「こどもの居場所づくりに関する指針」において、こどもの居場所づくりについては、こども基本法第 10 条に規定する市町村こども計画に位置づけ、計画的に取組を推進していくことが規定されたことを踏まえ、検討を進めたものです。
重点的な取組「こども・若者の社会参加・意見表明」
新たに重点的な取組とした「こども・若者の社会参加・意見表明」では、計画策定時に、こども・若者を対象としたアンケートを実施し、市長と中学生や大学生との対話の機会を設けました。また、提案のあった意見について、市として取り組んだり、市民活動団体や提案した中学生とともに、協働事業による実践に取組みました。
こども・若者を対象としたアンケート結果
計画本編54p~64p「こども・若者の意見を聞く機会アンケート」の結果
計画本編65p~75p「居場所についてのアンケート」の結果
中学生や大学生との対話の様子
計画本編179pから180p
中学生と実施した協働事業の様子
リンク広報課取材記事 草津のここがいい!令和6年度「こどもまんなか」
大学生や市民との対話の様子
リンク立命館大学放送局チャンネル【報道】
草津市長が〇〇に!? 第14回”feel→do!”(外部リンク)
大学生のアイデアの実現
若者が市政に関心を持つアイデアの提案として、市長の「Vチューバー」があり、学生や若者により関心を持ってもらえるよう、橋川市長のアバターが、広報くさつの特集の概要を説明するYoutube動画を製作し、市ホームページで公開することとしました。
リンクはしかわ市長の「くさつここがイチ推し」(広報くさつ令和6年12月)
重点的な取組「こども・若者の居場所づくり」
「こども・若者の居場所づくり」については、市の既存事業における多様な居場所資源の見える化を行い、現状の実態把握を進めるとともに、こども・若者が安全で安心して過ごせる多くの居場所を持ちながら、社会で生き抜く力を得るための糧となる多様な体験活動や外遊びの機会に接することができるような居場所づくりに取り組むと同時に、貧困や児童虐待、不登校やひきこもりなど、厳しい環境で育つこども・若者に向けた喫緊の課題や個別のニーズにきめ細かに対応した居場所づくりに取り組むこととしました。計画本編では、181pから187pにかけて掲載しています。
また、こども・若者の居場所づくりに関わる草津市内の資源については、専用ポータルサイトにまとめます。
こども・若者の居場所づくりポータルサイト(準備中)
国や滋賀県の取組について
こども家庭庁では、常にこどもや若者の視点に立ち、こどもや若者にとって一番良いことが何かを考える 「こどもまんなか社会」 を実現し、これまで大人中心となっていたこの国や社会を、こども・若者のみなさんの意見を聴いて、こども中心に変えていく大胆なチャレンジに取り組むとして「こども若者★いけんぷらす」を実施しています。
こども・若者にかかわる様々なテーマについて広く意見を伝えられる「ぷらすメンバー」を募集していますので、ぜひご覧ください、
リンク「こども若者★いけんぷらす」の概要(こども家庭庁 外部リンク)
滋賀県では、令和7年度からスタートする、次期淡海子ども・若者プラン(原案)に対して提出された意見とそれらに対する県の考え方について、公表しています。
また、滋賀県子ども基本条例の制定に向けて要綱を示し、それたに対して提出された意見とそれらに対する県の考え方について、公表しています。
次期淡海子ども・若者プラン(原案)に対して提出された意見とそれらに対する県の考え方について(滋賀県 外部リンク)
「滋賀県子ども基本条例案要綱」に対して提出された意見とそれらに対する県の考え方について(滋賀県 外部リンク)
お問い合わせ
こども若者部 こども若者政策課 こども若者政策係
〒525-8588 滋賀県草津市草津三丁目13番30号
電話番号:077-562-7882
ファクス:077-561-6780
