風しんの追加的対策(男性の風しん予防)は令和7年2月末で終了します
更新日:2024年10月28日
平成30年7月から、首都圏を中心に風しんが流行しています。患者の多くは30歳代から50歳代の男性ですが、これは、この年代の男性への予防接種がこれまで定期化されておらず、風しんの抗体のある人が少ないことが原因であると考えられます。風しんは、妊娠早期の妊婦が感染すると、生まれてくる子どもの目や耳、心臓等に障害が現れる「先天性風しん症候群」を引き起こす可能性がある感染症です。そこで、特に抗体保有率の低い40歳代から50歳代の男性を対象に、風しん予防の追加的対策として、抗体検査と予防接種を無料で行うこととなりました。令和3年度で終了予定でしたが、新型コロナウイルス感染症に伴う受診控え、健診の実施時期の見直し等の様々な影響により、令和6年度まで延長になりました。
対象の方は、ご自身の健康を守るとともに、会社の中、電車の中など、身近におられる妊婦さんを守るために、この機会に抗体検査を受けて抗体の有無を確認し、抗体の値が低い方は予防接種を受け社会全体で風しんの流行を予防しましょう。
1.対象者
昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までに生まれた男性で今までに風しん抗体検査を受けていない人
令和6年5月下旬に抗体検査や予防接種を受ける際に必要なクーポン券(黄緑の封筒)をお送りしています。
令和5年度までにクーポン券を使用し予防接種を受けた人、または抗体検査の結果抗体が十分にあると判定された人にはお送りしていません。風しんの追加的対策の事業を利用して抗体検査・予防接種を受けられるのは1回のみです。すでに抗体検査・予防接種を受けた方はご容赦ください。
2.抗体検査と予防接種の流れ
抗体検査
下記の実施医療機関等にお問い合わせの上、抗体検査を受けてください。
その際必ずクーポン券と本人であることが確認できるものを持参してください。
抗体検査は、医療機関だけでなく、職場等の健診の際に受けることもできますので、詳しくはお勤め先にご確認ください。
抗体検査の結果は、後日、実施医療機関等から連絡されます。抗体の値が低い(十分な抗体がない〉と判定された方は、予防接種を受けてください。
定期接種の対象となる抗体価については、クーポン券に同封しています受診票の裏面を参考にしてください。
予防接種
予防接種を受けるときは、抗体検査の結果(抗体検査受診票など抗体の値のわかるもの)とクーポン券、本人であることが確認できるものを持参してください。
予約が必要な場合がありますので、事前に下記の実施機関にお問い合わせください。
風しんの第5期について(実施機関)(PDF:148KB)
風しん予防接種について、詳しくはこちらをご覧ください。
注意事項
- 抗体検査、予防接種とも実施機関であれば、全国どこの機関でも受けることができます。詳しくは厚生労働省ホームページをご覧ください。
- 抗体検査、予防接種にお使いいただくクーポン券は、接種等の当日に住民票がある市町村から発行されたクーポン券が必要です。草津市に転入された方には、草津市のクーポン券を発行しますので、健康増進課へご連絡をお願いします。また、草津市から転出された方は、転出先の市町村から発行されたクーポン券をお使いください。
厚生労働省ホームページ 抗体検査・予防接種の流れ(外部リンク)
3.実施期間
クーポン券の有効期間は、令和7年2月28日(金曜)までです。早めの検査をおすすめします。
※上記の日付以降は全額自己負担となります。
4.実施機関
全国の実施機関および特定健診や事業所健診でも受けられます。医療機関で受ける場合は予約が必要な場合がありますので、事前にお問い合わせください。また、事業所健診での実施を希望される場合は、お勤め先にご確認ください。
最新の情報や市外の実施機関等の情報は、厚生労働省のホームページをご覧ください。
5.よくあるご質問
質問1 抗体検査を受けずに、予防接種を受けることはできますか?
回答 今回の追加的対策では対象者が多いため、ワクチンを有効に活用する観点から、抗体検査の結果、十分な抗体がないと判定された場合のみを定期接種の対象としています。このため、事前の抗体検査が必要となります。ただし、平成26年4月以降に抗体検査を受け、その値が記載された記録を提示できる場合は、医師の判断により受けられる場合がありますので、医療機関でご相談ください。
質問2 クーポン券を紛失したのですが、どうすればよいですか。
回答 再発行することができますので、電話またはEメールで健康増進課へお問い合わせください。Eメールの場合は、氏名、生年月日、住所、電話番号、抗体検査の受検の有無を明記してください(Eメールでのお問い合わせの場合、クーポン券の郵送までに時間がかかる場合があります)。検査日までに余裕をもってお問い合わせください。
質問3 会社の健診で抗体検査を受けて、予防接種を受けるように言われました。どこに行けばよいですか。
回答 全国の実施機関で予防接種を受けることができます。実施機関は、厚生労働省のホームページでご確認の上、持ち物や実施時間などを事前にお問い合わせください。
質問4 抗体検査を受けた後、草津市から転出しました。予防接種が必要と言われましたが、手元にある草津市の予防接種のクーポン券は使えますか?
回答 抗体検査、予防接種とも受けていただく時点でお住いの市町村が発行しているクーポン券を使っていただく必要があります。予防接種を受けるまでに転出先の市町村でクーポン券の発行を依頼してください。
質問5 草津市に引っ越してきたのですが、クーポン券は送ってもらえるのでしょうか。
回答 個別に送付させていただきますので、電話またはEメールで健康増進課にご連絡ください。Eメールの場合は、氏名、生年月日、住所、電話番号、抗体検査の受検の有無を明記してください(Eメールでのお問い合わせの場合、クーポン券の郵送までに時間がかかる場合があります)。検査日までに余裕をもってお問い合わせください。
6.お知らせ
すでに他市や職場等で抗体検査を受けられて抗体価が高く予防接種が不要であった方や予防接種済みの方は、お手数ですが、電話またはEメールでご連絡いただきますようお願いいたします。
Eメールの場合は下記の5点について記載し、下記のメールフォームから送信してください。
- 氏名
- 生年月日
- 住所
- 電話番号
- 抗体価が高い・接種済み(どちらか記載)
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お問い合わせ
健康福祉部 健康増進課 健康増進係
〒525-8588 滋賀県草津市草津三丁目13番30号
電話番号:077-561-2323
ファクス:077-561-0180