市内のAED(自動体外式除細動器)設置一覧
更新日:2022年6月9日
草津市内で、心肺停止など緊急を要する事故や急病人が発生した場合、広く市民の方が、AEDを利用できる民間事業所や公共施設をお知らせします。
もし、心肺停止など緊急事態に遭遇したら、119番に通報するとともに、最寄りのAEDを使用して救助に当たってください。消防が到着するまでの数分間の対応が人命を大きく左右します。
ぜひ、AEDの講習などを積極的に受講し、そういう場面に遭遇しても対応できるようにしておきましょう。
緊急時AED利用協力事業所
設置施設・事業所一覧(PDF:195KB)
AEDとは・・・
AEDは、Automated External Defibrillatorの頭文字をとったもので、日本語訳は自動体外式除細動器といいます。小型の器械で、体外(裸の胸の上)に貼った電極のついたパッドから自動的に心臓の状態を判断します。もし心室細動という不整脈(心臓が細かくブルブルふるえていて、血液を全身に送ることができない状態)を起こしていれば、強い電流を一瞬流して心臓にショックを与えること(電気ショック)で、心臓の状態を正常に戻す機能を持っています。器械の電源を入れれば音声が使い方を順に指示してくれるので、誰でもこの器械を使って救命することができます。
詳しくは、財団法人日本心臓財団ホームページ(外部リンク)を御覧ください。
また、政府広報オンライン(外部リンク)でも救命処置とAEDの操作方法を掲載しています。フラッシュ動画でわかりやすく解説されていますので、是非御覧ください。
緊急時AED利用協力事業所とは・・・
「緊急時AED利用協力事業所」は、事業所の善意により、事業所の近隣等で緊急事態が生じた場合、AEDを広く市民の方にお使いいただくことに同意いただいた民間事業所や公共施設です。
市や消防署のホームページで掲載し、玄関等に表示を行うことで、広く情報を発信し、当事業所のAEDの活用を促進して、市民の「いのち」を救うことを目指します。(利用可能な時間については、各事業所の就業時間内となります。)
注記:「緊急時AED利用協力事業所」については、の下記ポスターが玄関等に表示されています)
AED利用協力事業所に御協力ください。
「うちの事業所にもAEDがあるし、協力するよ」という事業所様がありましたら、下記まで、御連絡ください。
担当
西消防署 安全救急係 電話:077-568-0119
南消防署 安全救急係 電話:077-564-4951
よくあるお問い合わせ
そもそもAEDってどれだけの効果があるのですか?
日本では年間約3万人が突然死していると言われています。その原因の多くは予測不可能な致死的不整脈である「心室細動」によるものと考えられ、この場合心臓の動きを戻すには電気ショックによる「除細動」が必要になります。病院の外で突然死にかかわる事態が発生した場合、救急隊が現場に到着するまでにどんなに急いでも6分~8分近くかかります。心室細動では除細動が1分遅れるごとに生存退院のチャンスが7~10%低下することが知られています。救命率を上げるにはできるだけ早期(心停止から5分以内)の除細動とCPR(心肺蘇生法)が必須です。救急車を待つ間にその場にいる皆さんがAEDを用いて除細動を行なうことが「命」を救うのです。
従業員にはあらかじめ、どのように知らせておけばいいのですか?
まずは、緊急時に備えて、従業員の皆さんが、AEDの設置場所や使い方を知っていることが大切です。緊急通報で、AEDの借用や装着の依頼があっても、あわてないよう、日頃から訓練しておきましょう。そうすれば、従業員さん自身やお客様が、そのような状態になっても対応できます。消防署では、AED取り扱いを含めた普通救命講習会を行なっていますので、お気軽に御参加ください。(参加費無料)
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お問い合わせ
総合政策部 危機管理課 危機管理係
〒525-8588 滋賀県草津市草津三丁目13番30号
電話番号:077-561-2325
ファクス:077-561-6852