市長定例記者会見(平成30年7月26日)
更新日:2018年9月7日
このページは、草津市政記者クラブ主催の市長定例記者会見の内容を広報課で整理・編集したものです。
日時
平成30年7月26日(木曜)午後2時から午後3時50分まで
場所
草津市役所記者室
1 「輝☆業塾×ふるさと寄附」で女性活躍支援プロジェクト
草津市では女性の活躍を応援していこうとずっと取り組んでいます。本日、ご紹介しますチャレンジ応援塾「輝☆業塾」については、本日出席のくさつパール☆プロジェクトの主催で、平成27年より実施していただいております。その卒業生の活動を支援するため、チャレンジショップ輝りんマートなども開催していただきました。
今回新たに、ふるさと寄附で女性活躍支援プロジェクトを立ち上げて頂きました。具体的には、ふるさと寄附の返礼品の中に「女性活躍応援枠」を設け、卒業された塾生の作品、体験、教室などを設けます。女性の活躍促進と相まって、草津市の魅力発信にもつながる、三方よし(輝☆業塾卒塾生・寄附者・草津市)の企画で全国的にも珍しい取り組みだと思います。
質疑応答
Q 女性起業塾は各市で立ち上がっているが、特徴と自負しているところは何か。
A 他の市町は商工労政課や商工会が主催ですが、草津市は男女共同参画課が主体です。女性が起業するにあたり女性ゆえの問題にも重点を置いた講座を開催し、プログラムの中にも男女共同参画の視点を持つ講座を必ず入れています。また、草津のネットワークを広げることが重要なので、卒業後に新たな人脈が広がるよう、講師も草津に根付いた方や女性を採用するよう心がけています。起業塾では、起業人数のパーセンテージで成果を表すところが多いですが、必ず起業しろ、ではなく、中には、育児休暇中に受講し勤めを辞めて起業しようかと迷っていた方が、輝☆業塾で学び起業の大変さを知り会社に戻って仕事を続ける決心をした、それも女性の活躍につながると思います。起業すればいいという視点では行っていません。
Q 普通のビジネスプランやビジネスモデルを精査して鍛え上げていく、というのとは方向性が違うのか。
A みんなで応援しよう、自分だけが勝ち抜けるのではなく、ある程度勝っていれば、足りない人たちを応援する、みんながWIN×WINになれる組織を目指し、相乗効果が出ていると思います。
A 女性のパワーがあふれる草津市になってきましたので、さらに盛り上がると思います。
説明資料については、次の添付ファイルをご覧ください。
1 「輝☆業塾×ふるさと寄附」で女性活躍支援プロジェクト(PDF:672KB)
2 まだ誰も知らない本陣の姿が明らかに?
草津宿本陣に残されている資料が、現時点で8600点あり、その包括的、本格的な調査を6月から開始いたしました。以前一部は調査しましたが、全点をしっかりと調査するのは初めての取り組みで、本陣に残されている歴史全体を利活用につなげていきたいと考えております。
質疑応答
Q 国補助金の交付にあたり、どう特色をPRしどう評価されたのか。
A 草津という場所は、二つの街道、東海道と中山道の合流点です。そこに残る本陣であり、更に建物と歴史資料が両方残っているということは、日本における交通史上のポイントとなるということで注目をいただいたと聞いています。
Q 調査は表にまとめていくのか。
A 調査表を作り、表題や紙質まで文化庁から指示があり、枚数、継ぎ紙など。普通の市町で行う歴史調査より、きっちりと文化庁のテキストに基づいた形の調査を進めます。
Q 今回の8600点というのは新しく蔵の改築の時に発見されたものか。
A 発見されたものと今まであったものとを合わせてその点数になります。
Q こんな歴史的なことが裏付けられる、確証が得られるなど期待できることは?
A 全国でも本陣に関する決定というのは、昭和前半位の研究しかないので、解読することにより本陣本来の経営形態や、大名が泊まった仕組みなどがわかってくるのではないかと期待しております。それが中山道と東海道の草津宿から発信できるということは大きなことだと思います。
具体的なことが解明できるのではないかと思います。
Q どうして、こんなに一切合切残ったのか。
A ご当主の田中家が大事にされていたからです。本陣は民間のものですから、明治以降つぶれていきましたが、草津は公民館などで活用されていてそのまま残っています。
Q これまで発見されている中で、和宮の関係はあったか。
A 和宮が食事をとった時に本陣が大きくリフォームされた時の絵図が出てきました。それは非常に珍しいです。
説明資料については、次の添付ファイルをご覧ください。
2 まだ誰も知らない本陣の姿が明らかに?(PDF:1,775KB)
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ