はしかわ市長のだいすきくさつ（平成27年12月）

　文章は、「広報くさつ12月1日号」に掲載された内容です。

　まちにはクリスマスソングが流れ、店にはお菓子を詰め込んだクリスマスブーツが並んでいます。JR草津駅西口のホテル前には、市中心市街地活性化協議会が製作した、高さ、長さとも3.5メートルもある巨大なクリスマスブーツもお目見えしました。実は草津市は、クリスマスブーツ発祥の地です。今から約60年前、草津駅西口商店街にある菓子容器の製造加工会社の創業者が、「ツリー飾りの長靴の中にお菓子を入れたら子どもが喜ぶだろう」と思いつき、始められたのがきっかけです。草津で作られるクリスマスブーツが、日本中の、そして世界中の子どもたちに笑顔をもたらしてくれることを願っています。

　さて、今年は私にとりましては、市長2期目の締めくくりの年でした。そのような中で、市内各地域でのふれあいまつりをはじめ、市民の皆様と数多くの協働の取り組みができたことは、大きな喜びです。市民の皆様とのお約束である2期目のマニフェスト“ともに草津の未来をつくる「さらに草津」宣言”の各事業、施策を着実に実現するため、ロードマップ（工程表）を作成し、市民の皆様が幸せや豊かさを実感でき、誇りを持って住み続けていただけるまちにするために、これまで全力を傾注してまいりました。

　今なお人口が増え続けている本市ですが、一部で既に人口減少が始まっている地域がありますし、今後の本格的な人口減少、超高齢化社会を見据え、地域の特色や資源を生かしながら、市全体を活性化させることが大切です。このまちがさらに持続可能な住みよい都市へと発展し続けるため、市民の皆様のお声をお聴きし、対話を大切にしながら、今後とも誠心誠意、全力で取り組んでまいりますので、市民の皆様のさらなるご支援、ご協力をお願い申しあげます。

　寒さがひとしお身にしみる季節になりました。健康に十分ご留意をいただきまして、元気に新しい年をお迎えください。