はしかわ市長のだいすきくさつ 出会いの365日(平成30年8月)
更新日:2018年8月1日
文章は、「広報くさつ8月1日号」に掲載された内容です。
災害、「わがこと」として備えましょう
6月の大阪府北部を震源とした地震に続き、米原市では竜巻が発生し、7月には数十年に一度という規模の豪雨が西日本を襲い、多くの方が犠牲になりました。被災された方々に対し、心よりのお見舞いを申し上げますとともに、一刻も早い復旧・復興を願っております。本市では、以前より職員の派遣要請に対し、最優先で対応してまいりました。今後も、市民の皆様の安全・安心に応える同じ自治体として、精一杯救援活動に尽力してまいります。
今回、草津市内では大きな被害はありませんでしたが、平成25年の台風18号により、市内でも床下浸水などの被害が発生したことは皆様の記憶に新しいところだと思います。今後、台風の季節を迎えるにあたり、市民の皆様にも、引き続き日頃の備えを十分にしていただく必要があります。広報くさつ7月15日号に緊急版「住まいの危険度チェック」を掲載し、9月1日号には防災マップを掲載する予定ですので、ご家庭での災害対策に活用いただきたいと思います。
また、今号の表紙でもご紹介しているとおり、「くさつシェイクアウト」を8月31日(金曜)に実施します。災害が発生したときは、まず自分の身を自分で守る自助行動が重要であり、「シェイクアウト」とは地震発生時に大切な3つの動作をする訓練で、特別な準備はいりません。災害発生時は気が動転し、冷静に行動することが難しく、日頃から繰り返し訓練をすることが大切です。ぜひ、この機会に参加してください。
自然は、私たちの暮らしに多くの実りを授けてくれます。その反面、一度牙をむけば、その大きな力の前に、私たちの出来ることは限られてしまいます。そのような中でも、市民の皆様が安全・安心に暮らしていただけるよう、より一層、防災対策・減災対策に取り組んでまいりますので、皆様も「わがこと」として備えていただきますようお願いします。