はしかわ市長のだいすきくさつ 出会いの365日(平成30年6月)
更新日:2018年6月1日
文章は、「広報くさつ6月1日号」に掲載された内容です。
心も体も「健幸」なまちへ
ビッグニュースが飛び込んできました。「芦浦観音寺」と「サンヤレ踊り」が草津市初の日本遺産に認定されました。今日まで守り継いでいただいた皆様のおかげと感謝申し上げるとともに、大変うれしく誇りに思います。日本遺産とは、ストーリー性のある文化財や伝承など、地域の歴史的魅力や特色を認定するものです。詳しくは、次号でご紹介しますので、楽しみにしていてください。これからも、先人たちが草津に残した素晴らしい文化や歴史を、地域の皆様と大切に守り継いでいきたいと思います。
さて、テレビや新聞でも話題になりましたが、厚生労働省が発表した「平成27年市区町村別生命表の概況」によると、全国の市区町村の中で、草津市の男性の平均寿命が82.6歳で全国5位となり、女性も87.9歳と全国平均を上回る良い結果となりました。
これまで、市民の皆様が主体となって身近なところで健康づくりに取り組まれていて、県の「滋賀の健康・栄養マップ調査」でも運動習慣が身に付いている人が増えてきています。心の健康面でも、地域協働合校の取り組みなど、地域での社会参加活動の土壌づくりが進み、日々の生活への充実感や生きがいづくりにつながっていると考えられます。
また、地域で健康推進員の皆様が「健康はつらつ体操」「口からこんにちは体操」「食育などの料理教室」といった活動をされている甲斐もあって、野菜の摂取量や歯科検診を定期受診する人の割合が近年増加傾向にあります。
ご紹介したのはほんの一部ですが、このような地道な取り組みが、市内全域で行われているということが本市の強みであり、今回の結果につながったと考えています。
今号の特集でも、健康アプリ「BIWA-TEKU」や、がん検診といった取り組みをご紹介しています。今後も、健幸づくりに役立てていただけるように取り組んでいきますので、皆様も「できることから健幸」を共に進めていきましょう。