はしかわ市長のだいすきくさつ 出会いの365日(平成30年9月)
更新日:2018年9月1日
文章は、「広報くさつ9月1日号」に掲載された内容です。
(仮称)くさつシティアリーナに寄せる期待
この夏は、近年まれに見る、命の危険が迫るほどの猛暑日が続きました。私自身もこの暑さに耐えて頑張っています。お盆過ぎから朝晩の気温が下がってきましたが、日中の気温が高い日はまだまだ続くと思われます。市民の皆様には、水分補給や小まめな休息など、熱中症対策に万全を期していただきたいと思います。
さて、今回は来春完成予定の「(仮称)くさつシティアリーナ」をご紹介したいと思います。
新アリーナは、老朽化が進んでいた市民体育館に代わる施設として、昨年6 月から建設しています。バレーボールやバスケットボール、フットサルなどもできる広さを持ち、また仮設を含め、観客席数は約3,500席あり、プロスポーツや大型イベントも開催できます。
この新アリーナの完成予定地は、草津駅にほど近い野村運動公園にあり、従来のスポーツ拠点の機能に加えて、中心市街地の「にぎわい」の創出、そして防災拠点としての機能を兼ね備えた施設として整備しています。子どもから大人まで気軽に利用でき、また、災害発生時には、避難所や備蓄庫、避難物資集積所として活用できるように、耐震性貯水槽や太陽光発電、自家発電装置などの防災機能も備えています。
また、「ネーミングライツ」という新しい取り組みも行います。これは施設の命名権(ネーミングライツ)を使って広告料を獲得することで、行政が整備・運営する施設に民間資本を積極的に投入し、行政も民間企業も、互いにメリットが出ることを狙っています。
健幸都市をめざす草津市で、この(仮称)くさつシティアリーナが、皆さんが笑顔で集い、一人ひとりの健幸につながる施設となることを大いに期待しています。